1歳さくらんぼ組2025年度4月のまとめ

食事

月齢差が大きく、日中の遊び、活動を考慮して、外遊びからの入室を少人数ずつにしたり、低月齢児は0歳室で食事をするようにしたりと、一人一人の食事がゆったり取れるようにしている。食事摂取表の進み具合を見て家庭と連携して、離乳食の食事形態を移行している。皆、手づかみやスプーンを持ち、食べることが嬉しそうだ。おやつのクッキーなどは適宜割ったりしながら、一口に入れる量や詰め込み食べに気を付けて見ている。

排泄

低月齢児はオムツ交換台を使うなど、個々に合わせてオムツ替えをしている。高月齢児はイヤイヤ期も出てきたのかオムツ交換から逃げて行こうとする子もいるが、無理強いはせず、遊びの続きも安心してできるよう、また交換時には気持ちよくなったことを声掛けしながら、一人ひとりの排泄をしっかり見ていく。

健康

中旬以降、鼻水、咳が出る子が増え、発熱の子も出てきた。進級・入園当初は、長く泣く子は少なかったが、生活リズムも変わり、疲れも出てくるころだろう。朝や午睡明けの視診、顔色に変化がある子はこまめに熱を測るようにし、今後も家庭と連携して一人一人の健康管理をしていきたい。また、月齢や個々に合わせて園庭での外遊びで気分転換を図り、楽しんでいこうと思う。

睡眠

午前睡をした子や前日にたっぷりと睡眠がとれている子は、食後の様子を見ながら再び眠くなった時に、布団に誘っている。園生活のリズムができて、睡眠時間が長くなってきている子や、泣かずに目覚める子もいる。引き続き安心して眠れる環境作りを心掛けたい。

環境

子どもたちが動きやすいように、テーブルを室外に出し、玩具で大きく遊べるスペースや絵本でゆったり過ごせるスペースなどを作った。園庭ではおもちゃで遊んだり、外気浴や探索をしたりし、大きなおもちゃかごをしまい、伸び伸び安全に歩けるようにした。ハイハイや伝い歩きの子は0歳児室にて、ばなな組のおもちゃでスキンシップをとりながらゆったり過ごすようにした。

情緒

新しい環境になり、保護者と離れる際に涙したり、日中泣き出したり抱っこを求める姿も見られた。甘えや不安を受け止め園で安心して過ごせるようにしている。少しずつ笑顔が多くなっている子と、人見知りが出てきた子がいる。一対一で保育者と関わる時間には目を合わせてゆっくり声を掛けていく。

言葉

進級児の中には、2,3語文でやりとりし、自分の気持ちを伝えられる子もいる。新入園児も自分の気持ちを全身や、指差しをして喃語で表現する姿が見られる。保育者が思いを代弁しながら、言葉の表現方法を少しずつ伝えていく。また沢山のやりとりをしたり、音楽に合わせて身体を揺らしたりしながら思いが通じる心地よさや楽しさを共有していきたい。

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