2歳りんご組2015年度9月のまとめ

食事

フォークの三点持ちを、声掛けだけで持ち変える子や、保育者が手を添えながら持ち方を伝えると、真似をしてやろうとする子がいる。まだ難しく上手く出来ない時や、気分により嫌がる事も多い。出来た時や、やろうとしている時は十分に褒め、自信へ繋げていった。皿に手を添えて食べる事が難しい子がいるので、その都度声を掛けていった。三点持ちが慣れてきたら、遊びの中で箸の使い方を伝えていきたい。

睡眠

連休明けは疲れやリズムの崩れからか、連休前に比べ、早くに眠くなる子や、逆に遅くなる子がいた。なかなか入眠出来ない子は、無理に寝かそうとはせず、保育者が傍に付き、背中をさすったりして落ち着けるようにしていった。涼しくなってきたので、窓を開けたり、扇風機を回して快適に入眠できるようにしていった。

排泄

トイレで排泄が出来た時や、便器に座る事が出来た時は、褒めて自信に繋げていった。トレーニングを始める子が増え、様子を見ながら声を掛け、自分から伝えていけるよう促していった。遊びに夢中になりトイレに行きたくないと言う子は様子を見ながら、無理なく進めていった。個々に合わせて、立ち便器の使い方を伝えていき、ズボン・パンツは全部を脱がずに、下げて便器の前へ立つ事や、便器に座るなども伝えていっている。

健康

朝夕の温度差や、雨が続き急に涼しくなった事もあり、鼻水・咳の出る子が多くなった。鼻水はその都度拭き取ったり、自ら鼻水が出ていることに気付き、拭いたり、かもうとする姿がある。午前中のみブクブクうがいをしていった。ブクブクうがいの大切さを知らせながら、保育者が傍に付き丁寧に伝えていった。ブクブクや前かがみになって、口から水を出す事が難しく、服が濡れてしまう事もある。その都度伝えていき、出来た時は十分に褒めて、自信に繋げていった。

身体発達

巧技台を使って、橋やはしご・ジャンプ台を設定していった。バランスを取りながらゆっくりと歩き「はなびがドーン」と、声を出してダイナミックにジャンプをする姿も見られた。慣れてくると、橋を渡る早さも速くなり、全身を使って繰り返し楽しんだ。

情緒面

友達に声を掛け、特定の友達と一緒に遊ぼうとする姿がある。保育者が仲立ちをしなくとも自分で気持ちを伝える姿が少しずつ増えてきた。一方で、自分の思い通りにならなかったり、気持ちが伝わらず、上手くいかないとトラブルになることもまだ多い。引き続き一人ひとりの気持ちを受け止め、時には代弁しながらお互いの気持ちを知らせていった。

言葉

物の貸し借りをする際は、「かして」と自分から伝えたり、保育者に促されながら相手に伝える姿がある。休み中の出来事や、自分の経験したこと、テレビ等で知った事を保育者や友達に伝えようとする事も増えてきた。また、自分の気持ちを簡単な言葉で伝えようとする。上手く伝えられない時もあるが、保育者が間に入り自分の気持ちを伝えられるようにしていった。

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