1歳さくらんぼ組2015年度10月のまとめ

食事

食材に興味を持ち、楽しみながら食べている。ままごとコーナーに季節の食材の絵を貼ったことで、「同じ!」と気付いたり、畑の野菜も興味深く観察していた。果物には皮や種があることがわかり、皮のむき方を伝えると徐々に上手になっている。スプーンの持ち方、一口量の取り方を介助で伝えていった。

睡眠

食事後に自分の布団に行き横になることが習慣になってきている。ごろごろしたりお喋りをしながら、主に見守りで安心して入眠している。個々に十分な睡眠が取れている。前日の家庭での睡眠が不足しているなどの情報は受け入れ時に把握し、個別に配慮をしていった。

排泄

便が出ると自ら知らせる子もいる。個々の排泄間隔をみてトイレに誘うことをしていくと、子どもも意識をするようになっていった。
ほぼ毎回トイレでの排泄がある子もいる。

健康

鼻水、咳などの風邪症状が長引いている子が多く、嘔吐、下痢もあった。家庭、看護師と丁寧に情報交換を行い、経過を観察したり無理のない活動を心掛けた。衣服の調節を保育者が行っていった。

身体発達

固定遊具や縄跳びに興味を示し、挑戦する子が増えた。ぶら下がる、くぐる、またぐなど手足の力、バランス感覚がついてきている。手足をどこに置くかを自分で考えながら、ジャングルジムを登ったり、はしごを幼児の姿を真似て渡ろうとする子もいた。「できた」と達成を喜ぶ姿があった。

情緒面

個々に落ち着き、笑顔多く過ごしている。着脱、パズルなどできないことでいらいらし、怒ったり泣きそうになる子もいるが、保育者が静かに接することで気持ちが静まっていた。特定の保育者を強く求める子が1名いるが、配慮して不安のないようにしていきたい。

言葉

「これどこで見つけたの?」「ここにあったよ。」「ここ?」「いらっしゃいませ。」「○○ください。」「○○は売り切れです。」「えー。」など、簡単な子ども同士だけのやりとりが聞かれるようになっている。物の名前に興味を持ち、保育者を真似て発音しようとする。分かりやすく短い言葉で、ゆっくり語りかけるよう心掛けた。

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