食事
初めは環境に慣れず、抱っこでないと安心して食べられない子もいたが、徐々に椅子に座れるようになり、現在では全員が椅子やベビーチェアに座って食べることができている。離乳食を嫌がる子はおらず、落ち着いた様子で食事をすることができている。ミルクをあまり飲まない子は個々に合わせ、コップやスプーンで対応し、母乳だけだった子も哺乳瓶でミルクを飲めるようになった。
睡眠
個々のリズムを把握し、抱っこやおんぶで安心して入眠出来るように努めた。 また、個々の入眠の仕方や癖を掴み、安心した気持ちで入眠できるようにした。
4月前半は午前睡が多かったが、現在はリズムが安定し昼食後の午睡を中心に長い時間を眠れるようになっている。
排泄
オムツ替え時は、仰向けに寝かせると泣く姿もあったが、優しく話しかけたり、歌をうたったり、触れ合い遊びをしながら、安心してオムツ交換をするようにした。保育者との信頼関係が築けてきたこともあり、安心してオムツ交換をさせてもらう姿がある。しかし、個々によっては、オムツ替えを嫌がり身体を反り返らせる姿が見られているので、引き続き声掛けを工夫するなどして、気持ち良くオムツ替えができるようにしていく。
健康
4月中旬ごろから、鼻水や咳・下痢の症状が多く見られ、熱を出す子、下痢や嘔吐で休む子がいた。生活の合間で水分補給を取ったり、気候や気温に応じて衣服を調整していくようにした。
身体発達
低月齢の子は、寝返りやずり這いをして、玩具を掴もうと手を伸ばす姿が見られている。高月齢の子は、ハイハイから歩行をできる子が増え、バランスを取りながら歩いて探索活動をするなど、行動範囲が広がってきた。
情緒面
初めは新しい環境での不安や、保護者のことを思い出して泣く姿があった。保育者が抱っこをして話しかけたり、一緒に触れ合って遊び、食事を与えてもらうことで、徐々に一緒にいる保育者の認識や環境に慣れていくことができていた。1週間後にはほとんどの子が泣くことがなくなり、受け入れから保護者とスムーズに離れることができている。
言葉
玩具を持ち、振りながら「あっあ!」と声を出したり、色々なものに興味を示し、喃語を発している。保育者が「いないいないばあ」と顔を出すと「きゃきゃ」と手を叩いて喜ぶ姿が見られている。
保育者が歌やわらべうたを歌うと興味を示して、じっと見る姿がある。