健康
季節の変わり目で体調を崩す子が増えてきた。咳や鼻水などの症状が見られる子が多く、欠席する子も先月と比べると多かったが、家庭とも体調について丁寧に伝え合えあうことで早めの受診につながり、体調に気をつけて過ごすことができたと思う。子どもたちには戸外遊びの際「今日は寒いかな?暖かいかな?」などと声をかけ、自分で寒暖に気づき衣服の調節ができるような声かけを行った。
人間関係
好きな遊びを通して友だちとの関りが増え、それに伴い子どもたちのグループも固定化しつつあるが、その時々の興味に合わせて色々な友だちと好きな遊びを楽しんでいる。気持ちのすれ違いや、作った物を壊されたなどのトラブルはあるが、泣くことで気持ちを表し、保育者にも受け入れてもらいながら自分の気持ちをコントロールしようとする姿も多く見られた。その反面、上手く気持ちを表現できずに手が出ることもあるので、怪我に気をつけて見守りつつ声かけを行った。
環境
バス遠足やお散歩では、交通ルールや公共の場での約束事などを知り、体験する機会となった。散歩では木になる柿や栗を見たり、紅葉を見たり秋の自然を感じることができた。落ち葉拾いでは、色の違い、形の違いに気づけるような声かけを行うことで、友だちと見せ合いっこをしたり、ごっこ遊びをしたり、楽しむ姿も見られた。拾ったもので制作をする等ができたらもっと良かった。次に活かしたい。
言葉
読み聞かせや、午睡前の語りを通して新しい言葉に触れたり、言葉からイメージを膨らませてお話の世界を楽しんだりしている。会話も活発になり、友だちとのおしゃべりを楽しむ姿が多く見られるとともに、保育者に伝えたい、聞いてほしいという姿も多く見られる。子どもの伝えたい気持ちを受け止め、一緒に会話を楽しんでいきたい。
表現
運動会ごっこでは、身体を使ってのびのびと表現する子が多く、楽しそうだった。ハロウィンのはじき絵、お面作りを行った。子どもたちの自由な発想でハロウィンをイメージした作品が出来上がり、完成品を飾ったり身につけたりすると、とても満足そうな笑顔を見せていた。
食育
箸の使用を始めた。まだうまく使えない子にはフォークも用意し、家庭での練習をお願いし無理のない様に進めていく。芋ほりは楽しんで行っており、芋が土の中から出てくると声を上げて喜んでいた。スイートポテト作りへの期待が持てるようにしていく。