【食事】
安定した姿勢で食事がとれるように、座位が不安定な子には肘付き椅子を用意した。個々の好き嫌いはあるもののよく食べ、食事に意欲的な子が多い。食具を持ったり手掴み食べをしたりしながら食べている。
【排泄】
「せんせ、でた」と排泄を教える子やおむつを触って教える子もいる。便座に座ろうとする子もいるので意欲を無くさないようにしていく。オムツで赤くかぶれてしまう子も多いため、こまめに排泄の確認をしていく。
【健康】
環境が変わったことでの疲れからか発熱や咳、鼻水などの風邪症状が見られる子が多かった。家庭と様子を伝え合うなどしながら健康状態を把握していき、こまめに水分補給や室温管理などを適切に行い、快適に過ごせるよう心掛けていった。
【睡眠】
低月齢の子は午前寝をすることもあったが、少しずつ減り、機嫌良く過ごせるようになってきた。一人一人の睡眠を大切にするため布団の位置を工夫し、そばについて優しく体に触れたり少し遊んでから寝たりして安心して午睡できるように環境を整えていった。
【身体発達】
園生活に慣れてくると、園庭でボールを投げたり走り回ったりする姿があった。室内では音楽に合わせてジャンプをする子や手を叩いたり保育者の真似をしたりする子など、自分の発達に合わせた身体の動きで楽しんでいた。歩行が不安定な子もいるため無理のないように過ごせる環境を整えていきたい。
【情緒】
進級児は、親子分離の際、涙する子もいるがすぐに切り替えが出来るようになってきている。新しい環境に慣れると落ち着いて園生活を送っている。新入園児も徐々に園での生活リズムや環境に慣れ、笑顔で過ごす時間が増えた。
【言葉】
他児が登園すると「○○ちゃん！」と保育者に教える子や遊びの中で「いただきます」と言っている子もいる。「しょうぼうしゃ、いた」等の二語文が増えてきて、保育者の言葉を真似する姿も見られた。
