0歳いちご組2024年度2月のまとめ

【食事】

 保育者が食事の身支度を始めると、保育者の姿を感じ取り、手を洗いに行く子が増えた。手を洗うと、保育者からエプロンを受け取り、自ら椅子に座って待っている。スプーンを使って食べようとする姿が増えた。うまくいかないと保育者にスプーンを差し出す子もいるが、少し手助けをしてあげると、自分で食べることができていた。

【睡眠】

 食事がおわると遊びだす子や布団に横になる子とさまざまである。眠いのに、遊んでいる子が気になって眠れない子には保育者が側に付くと眠りについていた。情緒が不安定になり、保育者に抱かれていないと眠りに付けない子もいたが、そんな時は子どもの気持ちを汲み取り、安心できるように努めた。

【健康】

 月の中旬ごろから熱で休む子が増え、登園児が5名しかいない日もあった。肺炎でしばらく休む子や、RSウイルスが悪化して入院をしてしまう子もいた。登園時も鼻水が出ている子が多く、体調の変化にはすぐに対応し、保護者との連絡も密に行い、子どもの体調管理を行った。

【情緒】

 体調が良くないこともあり、ぐずっている子も多かった。保育者が側に付き、抱きしめたり、話しかけたりすると落ち着く様子が見られた。他児に興味を持ち関わろうとする姿が増えてきた。まだ、「自分のもの」という気持ちの方が強い子が多く、玩具の取り合いもあるが、保育者が声を掛けると、譲る姿も見られるようになった。

【身体発達】

 着替えの際、ズボンを履きやすいように用意をすると、自ら履く姿が多く見られるようになった。上手くバランスを取り平均台を渡っていた。前を見て足を交互に出して渡る子やカニ歩きで渡る子とさまざまだった。平均台から一度落ちても、再度、挑戦する姿も見られた。ほとんどの子が巧技台から飛び降りることが出来る。両足を揃えて飛び降りる子は少なく、片足から飛び降りる子の方が多かった。

【言葉】

 言葉が発達し、はっきりとした単語を発せるようになった。三原色は理解していて、「赤・青・黄色」と指さした色を答えることが出来る。「~貸してほしかった」「~したい」と自分の気持を言葉で伝えられる子が増えた。園生活で使う言葉を理解していて、保育者の指示を行動に起こすことが出来る。

【排泄】

 オムツ替えを始めると、「自分も出ているよ」と伝えるかのように、股を叩いて知らせる子が多い。中には、自らズボンとオムツを脱ぎ、便座に座って排尿する子がいる。その子に刺激を受け、便座に座ってみようとする子が増えたが、排尿ができる子は少ない。

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