健康
鼻水や咳が出ている子はいたが、大きく体調を崩す子は少なかった。子どもたちから『〇〇が痛い』と保育者に自分の健康状態を訴える子もいた。風邪予防の為に、入室後はしっかり手洗いをするよう伝えると、正しい手洗いの仕方のポスターを見ながら手を洗う姿が見られた。
人間関係
特定の仲良しの友だちができているがトラブルが多い。自分の思いを伝えようとするが、友だちの思いまで気付かない時がある。解決しない時は保育者が介入し、それぞれの気持ちを伝えあうことで解決できるように声掛けをした。
環境
年長児になったという気持ちが強く、何事にも積極的に行っていた。その反面、気持ちが高まり過ぎて、落ち着いて行動出来ない時には、一つ一つ丁寧に行うよう伝えると少しずつ落ち着いて行動できるようになった。
言葉
口調が強くなってしまう子が多く見られた。『〇〇だから』など強い言い方ではなく『〇〇方がいいと思うよ』と伝えると子どもも理解し言い方を変えていた。自分だけではなく友だちに対しても『今のはちくちくことばだよ』『〇〇の方がいいよ』と教え合っている姿が見られるようになった。
表現
こいのぼり制作を行った。うろこの所に切れ目を作り、細い折り紙を編み込みのようにしてうろこを表現した。コツを掴んでくるとスムーズに編み込みができるようになり、友だちにもコツを教えていた。また、大縄跳びやなわとび、リズム遊びも取り入れ、うまくできなくても何度も挑戦する姿が見られた。
食育
ほとんどの子が箸を上手に使うことができた。お皿の位置なども保育者から知らせる前にきちんと置くことができていた。また、野菜が苦手な子には『この野菜には○○の栄養があって体の○○にいい』など声掛けをした。すると苦手だった子も少しずつ食べられるようになり、綺麗になったお皿を保育者に嬉しそうに見せていた。