3歳ちゅうりっぷ組2021年度2月のまとめ

健康

コロナでの休園や自粛明けでは、情緒が不安定になったり生活リズムを崩したりすることもなく、落ち着いて過ごしていた。鼻水や咳が出る子が数名見られた。鼻水は自分でこまめに拭くことはできるが、遊びに夢中になると忘れてしまいがちであるため、さりげなく声を掛けていった。

人間関係

新しい玩具を入れ替えたこともあり、興味を持った玩具や遊びは自分から積極的にその遊びの輪に入る姿が見られるようになってきた。近くで気になって見つめる友だちの姿を見掛けると「一緒に遊ぶ」と気に掛け遊びに誘い、ルールの理解が難しい子には一緒にゲームをしながらその都度友だち同士で教え合う姿も見られるようになってきている。

環境

「寒いから外出たくない」と言っていた子も、保育者に誘われ一度外に出てみると「あれ、あったかいね」と不思議そうにする姿が見られた。木登りをしている時には桜の木につぼみを見つけ、登り棒では冷たくて掴めず登れなかったのが今では「冷たくなくなったから登れるようになったね」と嬉しそうにしていた。日々の生活のなかで季節の変わり目に気付いたことを保育者や友だちに共有していた。

言葉

あそびのなかで友だちとの関わりが増えた分、双方の主張から気持ちのすれ違いなどが起こることもあったが、そうした時には子どもたち同士で問題を解決しようとする姿も見られるようになってきた。自分の言葉で気持ちを表現し、また相手の話を聞こうとする姿勢も少しずつ見られてきている。そうしたなかで保育者がどうしてなのか、逆に聞いてみると、「なんでなんだろうね」と一緒に考える事もできていた。

表現

制作では、ハサミで切る・ちぎって丸める・貼る・糊でつけるなどといった、様々な要素や工程が多かったが意欲的に取り組むことができていた。指先が汚れないように糊の付け方を工夫し、自分のアイデアで作り始める子もいた。制作中は、「これ○○みたいだね」「○○作ろ」など、友だちと一緒にイメージを膨らまして共有しながら、じっくりと自分のタイミングで楽しんでいた。

食育

テーブルに個人マークをつけて、席を固定して食事を行うこととなった。なかではそのことに自ら気付いて指定された席に着き、食事を始めることができていた。保育者が声を掛けていなくてもしっかりと黙食が出来ており、子どもたちのなかで意識しているように感じた。苦手な食べ物や食べ慣れないものも「今日は頑張って食べてみる」と保育者に知らせ、自分から進んで挑戦する姿も見られた。その時の意欲に合わせて無理のないように温かく見守っていた。

育児あれこれ