2歳こぐま組2021年度3月のまとめ

食事

新型コロナウイルス対策として、テーブルに座る人数を3人ずつ分けたことにより、友だちとの会話が減り、遊びながら食べることも減った。食べた後はスムーズに手を洗ったり口を拭いたりし、そのまま布団に入っていく習慣が身についていた。

排泄

布パンツの子も紙パンツの子も、自分で尿意を感じトイレに行っていた。できた時は一緒に喜び、自信に繋がるようにしていった。また紙パンツの子も紙パンツの上からだが、布パンツを履くようになり、喜んでトイレに行くようになった。排泄や排便の始末は自分たちでしているが、必要に応じて、援助するようにしていった。

健康

休むことなく元気に過ごしてはいたが、鼻水や咳がでる子がいた。こまめに拭き取ったり自分でかんだりして、清潔にするよう心がけるようにしていった。
室内の換気をするため、定期的に窓を開けて空気を入れ替えたり、空調にも配慮した。

新型コロナウイルス対策のため、マスクをつけての登園をお願いするが、嫌がることなくつけていた。暑がったり、嫌がったりした時は、無理強いせず状況に応じて対応していった。

睡眠

給食の時間をずらしたことによって、昼寝をする時間に、0.1歳児が寝ていることもあり、寝つけなくても静かに布団に入ってる姿が見られた。一人一人の寝るタイミングをみて声をかけるようにし、背中をさすったり子守唄を歌ったりして、側に寄り添うようにしていった。

身体発達

天候や外気汚染、子どもの様子を見ながら、戸外に出れる時は散歩や砂場に行き、身体を思いっきり動かし遊んだ。また、室内では、マットや大型積み木、ボールプールなどを用意し、身体動かして遊べる環境を作っていった。

室内では、パズル、粘土、塗り絵、製作などをして、手先の発達を促し楽しめるようにしていった。その中でも塗り絵に興味を持った子は、線からはみださないように塗る姿が見られるようになった。

情緒

気の合う友だちを誘って、遊びを共有して楽しんでる姿があった。遊んでいる物を貸して欲しい時に言葉で伝えることができるようになったが、ちょっとしたことで取ったり叩いたりしトラブルになることがあった。お互いの思いを汲み取り、相手の気持ちや思いを知らせるようにしていった。

かるた取りを楽しむ中で、かるたの取り合いになることがあったが、繰り返し楽しむことで、ルールを覚え、お互いを思いやり、友だちと一緒に楽しむ姿が見られた。

言葉

かるた取りを通して言葉やひらがなに興味をもち始め、かるたを取る時にひらがなを見て取る子がいた。また、上の句を読むだけで、かるたを取る子もいたり、読み手役になって、保育者の代わりに読む子もいた。自分の取った枚数を数えたり、いろいろな物を見ることで、文字や数により興味を持ち、「いっぱい取れたね、数えてみようよ」「○○ちゃんの〇、取れてよかったね」など一層楽しくなるように、言葉を添えていった。

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