1歳うさぎ組2024年度9月のまとめ

健康

手足口病が流行り、休む子が数名いた。口内に発疹ができ、食事をする時に痛がる子の姿もあったため、一人一人の体調やその日の様子をしっかり把握しながら、食べたり飲んだり、安心感を持って過ごしたりできるよう配慮していった。簡単な身の回りのことも友だちと一緒にやってみようとする姿があり、子どもの日々の成長を見守りながら、意欲や自信に繋がるような声かけや援助をしていった。

人間関係

友だちの名前を覚え、呼び合いながら遊びを楽しむ姿や気の合う友だちの側に行き、嬉しそうに関わる姿があった。一人で遊んでいる時に近くに友だちが来ると、遊びを邪魔されると思い怒ったり、一緒に遊んでいても思いがすれ違い、トラブルになったりする場面もあった。子どもたちの、一人で遊びたい時、友だちと遊びたい時、保育者と遊びたい時など、それぞれの思いを汲み取り、状況に応じた仲立ちをしていった。

環境

暑い日が続き、戸外遊びをする機会を作ることがなかなかできなかった。室内遊びが中心となったため、マットやボールプール、広いスペースを用意して体を思いきり動かして遊べる環境を作ったり、粘土遊びや新聞紙遊びなど、手先を使って集中できる遊びを取り入れたりしていった。同じ遊びをしていると、遊びに飽きてしまう子の姿もあったため、途中で玩具を入れ替えたり、保育者も遊びに加わり、楽しめるようにしたりしていった。

言葉

気になったものや事柄があると、質問する姿や友だちや保育者の言葉を真似して繰り返し発したり、聞いたりする姿があった。言葉の発達には月齢さや個人差があることを理解し、一人一人の発達に合わせた声かけややりとりをすることを職員間でも共通理解していった。絵本や手遊びが好きな子が多く、そこから言葉を楽しそうに発する姿もあるため、今後も絵本の読み聞かせや手遊びを取り入れ、言葉の発達を促していきたい。

表現

ブロック遊びやままごとを楽しむ子の姿があり、自分のイメージしたものを自分で作ろうとする姿も増えてきた。「これは桃のアイス」「トラックが荷物運んでる」など、作ったものをしっかりと言葉で伝えたり、「今、魚が泳いでる」と、イメージを膨らませて遊んだりする様子も見られた。子どもたちが、自由に表現したり、発想を膨らませたりして遊ぶ姿を見守りながら、気持ちを共有していった。

食育

友だちの真似をして、お皿を持って食べたり、同じ食材を食べたりするなど、意欲的に食事をする姿が見られた。おかわりをする子の姿も多くあった。綺麗になったお皿を重ねていき、自分で片付けをしようとする様子も見られ、子どもたちの成長を嬉しく思った。今後も子どもたちが意欲的に食事ができる雰囲気を作り、見守りながら必要に応じて援助していきたい。

育児あれこれ