健康
トイレに誘うと意欲的に向かう子、行き渋る子、排便がでることは伝え、トイレで成功させる子など、様々な姿が見られた。一人一人の気持ちやペースに合わせて、行きたくない時は無理強いはせず、少し時間をおいて誘ったり、フロア側で紙パンツ交換をしたりするなど、臨機応変に対応していった。トイレに意欲的に向かえた時、排泄が成功した時などは、しっかりその姿を認め、意欲に繋げていった。
人間関係
友だちと一緒に遊びたいが、遊びに加えてもらえなかったり、一緒に遊んでいても、玩具の取り合いや場所の取り合いでトラブルが起きたりする場面が多く見られた。また、特定の保育者を求めて甘える子の姿もあった。子どもたちの様々な姿を受けとめながら、友だちと遊ぶ時は側で見守り、必要に応じて仲立ちをしたり、甘えを十分に受け入れ、気持ちが落ち着くようにしたりしていった。
環境
今月は一度雪が積もった日があり、室内に持ち込んで、雪遊びを楽しむことができた。ほとんどの子が触ることに抵抗はなく、ケースに入った雪を握ったり、コップに入れ替えてかき氷づくりをしたりして楽しんでいた。触れない子もいたため、小さい雪だるまを作って見せて、視覚でも楽しめるようにすると、「ゆきだるまだ!」と喜ぶ姿があって良かった。
言葉
言葉の発達は個人差があり、やっと一語文を伝えることができるようになった子もいる。友だち同士でのやりとりが増えている一方で、思いが上手く伝わりきらず、トラブルになることも多くあった。また、話せる子は口調が強くなったり、否定的な言葉を使ったりする姿もあった。やりとりする姿を見守りながら、言葉を足したり、代弁したり、「~って言ってみようか」など伝え方を教えたりして、優しいやりとりができるように援助していった。
表現
製作遊びや粘土遊びなどが好きな子が多く、保育者が準備していると、棚越しから覗いて、「やる!」「粘土?」など興味を持って伝える子の姿があった。雪だるまの製作遊びでは、パーツを貼ったり、雪の結晶のスタンプを押したりして楽しんでいた。自分の好きな貼り方や押し方で、思い思いに楽しむ姿が見られて良かった。今後も子どもたちの好きな製作遊びなどが楽しめる機会を多く作っていきたい。
食育
友だちが食べたり、飲んだりしている姿を見て、一緒に同じ食材を食べて嬉しそうに「おいしい!」と伝えて食べることを楽しむ姿が見られた。保育者に甘えて食べさせてもらうことを待つ子の姿もあるが、一口食べると自分から進んで食べる様子も見られた。自分で意欲的に食べる姿を見守りながら、必要に応じて、口に運んだり、声をかけたりして楽しく食事ができるように配慮していった。