1歳うさぎ組2023年度4月のまとめ

食事

食事に意欲的で、保育者が用意を始めると手洗い場や椅子の方へ自分から向かう姿が見られる。後半には全員が完了食になり、一人一人に合わせて刻んだり、食べやすい大きさにしたりしている。手づかみやスプーン・フォークなどを使って食べている。少しずつ苦手な野菜などが増えてきているが、「おいしい」と言いながら食べる子もいる。また、保育者が「おいしいよ」「もぐもぐだね」など声をかけることで食べてみようとする姿が見られた。

排泄

月齢の大きい子は、保育者が「トイレに行こう」と誘い便座に座ると、排尿したりタイミングが合うと排便もしたりできていた。月齢の小さい子たちは、「おしっこ出たね。交換しようか?」と声をかけると、安心して保育者の肩につかまり交換していた。また、自分で足を上げて抜いたり、入れようとしたりする姿も見られた。

健康

新しい環境への不安や、疲れなどから、体調を崩す子がいた。鼻水や咳、目やになどが出ていたり、普段より熱が高めの子が多く見られたので、細目に検温したり、鼻水を拭くなど清潔に保てるようにしていった。また、寒暖差が激しい日もあり、服装や空調で温度調節を行い過ごしやすい環境を作っていった。

睡眠

自ら布団に入り、タオルケットを口元に当てて一人で入眠する子や保育者とスキンシップをとり安心する子、抱っこで入眠するこがいたが、寝てしまうと布団に降りたり、一定時間寝たりできるようになってきた。下向きを好んだり、口元にタオルを置いて安心したりする子など様々な子がいたため、危険のないようSIDSのチェックを徹底して行うようにした。

身体発達

どの子も歩行ができるがまだ歩きが不安定で転倒も多いが、活発に遊ぶ姿があったため、しっかりと遊びを見守っていった。靴を履いての歩行も保育者と手を繋いで自分のペースで歩けていた。すべり台の階段は一段ずつつかまりながら登ったり、四つん這いでゆっくり登ったりする姿や、坂道を足の裏を使ってのぼる姿が多く見られた。

情緒

新しい環境に慣れ、安心して好きな遊びを楽しんでいる。保育者の側で安心して遊ぶ子、一人遊びを楽しむ子といろいろだが、どの子も落ち着いて過ごすことができていた。
手遊びや絵本を喜び、曲に合わせて手振りをしたり、拍手をしたりして喜ぶ姿があった。

言葉

月齢の大きい子は、保育者の言葉を繰り返して言ったり、2語文で話したり、歌を歌ったりする姿が見られた。月齢の低い子は、自分の思いを喃語や首を動かす、泣いて訴えるなどして表現している。子どもの発言に応え、発語を促せるようにしていきたい。

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