食事
ジャガイモやラディッシュの収穫体験をしたことで、野菜への興味・関心が得られたように感じた。加えて言葉が発達してきたこともあり、「どのおかずに入ってるかなぁ?」「どんな味ががするの?」などとやりとりを楽しみながら食べ進めることができた。絵本の中に登場した際にも「この前掘ったね」「小さくて可愛かったね」などと、愛着を持てるようにふり返りをしていった。
排泄
月齢の小さい子たちのトイレトレーニングが順調で、二人とも誘うと喜んでトイレに向かっている。遊びの妨げにならないようタイミングを見計らって声をかけるようにしていった。排尿間隔が空いてきたので午睡起きに排尿していないことが多く、トイレで成功することが増えてきた。
健康
月齢の小さい子たちが、食事の前後の手洗いや口拭きを自分から進んで行うようになった。袖をまくることを忘れていたり、水の勢いが強すぎたりすることもあったので、側で見守り優しく声をかけて伝えていった。
月齢の大きい子は、遊びや食事の後に服の汚れを確認して、自分で着替えるようになった。気づいたことを褒め、一緒に新しい服を選びながら、清潔な衣服を着ることを嬉しく思えるようにしていった。
睡眠
天候が優れず、外遊びをする機会があまりなかったが、咳や鼻水の症状が続いて夜間の睡眠の質が悪かったり、薬を服用していたりすることでぐっすりとまとまった時間よく眠っていた。体調の悪い日には、ゆっくりと体を休めることができるよう環境構成を図っていったが、午睡が長時間になると就寝時間に影響があるため、早めに入眠できるよう生活リズムを前倒しにしたり、1時間半程度で自然と目覚められるよう調光を行ったりしていった。
身体発達
環境を整えて保育室内で雪遊びを行った。どの子も興味津々で、カップですくったり、直接手で触れたりして感触を楽しんでいた。月齢の大きい子は、食紅を使ってかき氷屋さんをすると、色を重ねてかけることで自分の好きなピンク色を作ろうと挑戦する姿が見られた。
歌絵本に合わせて、いろいろな動物の特徴を捉えた動きができるようになった。登場する順番も覚え、待ちきれずに次の動物のポーズを構える可愛らしい姿が見られる。
情緒
少しずつ言葉が増えて自分の思いを表現できたり、相手の思いを知ったりできるようになってきたことで、押したり、噛みついたりといった行為が見られなくなってきた。しかし、遊びに夢中になると邪魔をされると思い怒ることもあったので、側で見守りながら環境を整えたり、仲立ちとなったりしていった。
言葉
月齢の小さい子も二語文が話せるようになった。「パパ、来た」「あっち、行って」などと、嬉しい気持ちや困っている気持ちを言葉で伝えようとしている。一人でごっこ遊びを楽しむ姿も見られ、お母さん役になりきって赤ちゃんに見立てたぬいぐるみに話しかけている。ゆったりと会話を重ねながら、言葉で思いが伝わる嬉しさをっ感じられるようにしていった。