1歳うさぎ組2022年度1月のまとめ

食事

年末年始休みの間に体調を崩し、その後も欠席が続いた子があった。その間の食事内容が影響して、口にする物に偏りが出たり、手づかみ食べをしたりしていた。「マヨネーズ味でおいしいよ」「手が汚れちゃからスプーンでたべようか?」などと、いろいろな食材を食べたり、スプーンやフォークを使ったりしたくなるような優しく声かけをしていった。また、給食室と連携を図って、意欲的に食べる姿を見てもらったり、おかわりを用意してもらったりしていった。

排泄

家庭でも積極的にトイレトレーニングを行っていただけることで、「トイレ行きたい」と教えてくれるようになった子がいる。排泄に成功すると「〇〇ちゃん、おしっこ(うんち)出たよ」と嬉しそうに話す姿があった。「すごいね!」「気持ちがいいねぇ!」と褒めたり、爽快感を代弁したりして次への意欲へと繋げていった。また、保護者の方と共に成長を喜んでいった。

健康

月齢の小さい子も、遊びや食事の後に衣服の汚れを気にかけ、着替えたいと保育者に教えてくれるようになった。一日汚さず過ごすことも多くなり、「すごいね」と声をかけるととても誇らしそうにしている。

防寒着になり、着脱をすることに手間取る姿があったので、意欲を大切に、時間に余裕をもって遊びを計画していった。また、援助を求めてきた時には、代わりに全てしてしまうのではなく、やり方を伝えたり、手を添えて一緒にしたりして、自分でできた喜びを味わえるようにしていった。

睡眠

先月に引き続き咳や鼻水の症状が続いたり、突発性発疹を患って長期欠席をしたりする子もあったので、十分に睡眠時間を確保して体力の回復を図っていった。適度な運動や、食事の前後には読み聞かせなどの穏やかに過ごす時間を設けて、程良い身体の疲れとリラックスした心で布団に向かい、ぐっすりと眠ることができていた。

身体発達

交互に足を出して階段を上り下りしたり、深い積雪に足を取られながらもなんとかバランスを保って歩いたりと、大きな発達を見せてくれた。また、マス目の中にシールを収まるように貼ったり、福豆や鬼の面を作ったりとより細かく指先を使う遊びも集中して楽しむ姿が見られた。しっかりと体を動かしたり、集中して手先を使ったりと、緩急をつけた遊びを用意し、楽しみながら発達が促されるようにしていった。

情緒

それぞれの子が、年末年始の休日の疲れや体調不良等から、比較的情緒が不安定な日が多いように感じたが、抱っこや一対一で遊ぶことで心が満たされると自分から友だちとの関りを持とうとする姿が見られた。安心して好きな遊びに取り組んだり、友だちとのやりとりを楽しんだりできるように側で見守っていった。

言葉

どの子もますます聴くこと、話すことが楽しくなり、長いお話や歌絵本を好んでリクエストしていた。耳心地の良い声や歌いやすいテンポを意識しながら、「読んで」「もっかい(もう一回)」に応え、言葉への興味・関心の深まりを促進し、しっかりと吸収できるようにしていった。また、話そうとする意欲を大切に、丁寧に応答し、言葉で思いが伝わる喜びを味わえるようにしていった。

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