1歳うさぎ組2021年度5月のまとめ

食事

食事の時間になると喜んで食事スペースに来て、意欲的に食べる姿がある。手づかみをしたり、スプーンを使ったりしながら自分で食べ、好きなものはおかわりして食べている。好き嫌いなく何でも食べられる子もいるが、中には苦手なものは最後まで手をつけようとしなかったり、口に入れてもすぐに出したりする子もいる。無理強いはしないようにしながら、少しでも食べてみるように勧めたり、食べてみたくなるような言葉をかけたりした。少しでも食べられた時には、たくさん褒めて、食べられた喜びを共感していった。

排泄

紙パンツ交換時には、「おしっこ出ているかな」「きれいにしようね」など声をかけながら交換をして、きれいになる心地よさが感じられるようにした。
大きいクラスの子がトイレに行く時に一緒にトイレに行き、トイレで排泄する姿や、ズボンやパンツを自分で上げる姿を見ながら、同じようにやってみようとする意欲につなげていった。便座に座ることに抵抗を感じていた子も、徐々に抵抗感がなくなってきた。

健康

咳や鼻水、発熱などで欠席することが多かった。送迎時に体調について密に連絡を取り合い、体調の変化を感じた時はすぐに対応できるようにしていった。
気温が高い日には、こまめに水分補給をするようにしたり、外遊びを短時間にするなど無理なく過ごせるようにしていった。

睡眠

給食の後、布団に誘うと横になり、体をさすっていると入眠できる子や、抱っこをすると眠れる子など、一人ひとりに合わせた入眠の仕方を把握し、安心して入眠できるようにしていった。園生活にも少しずつ慣れてきて睡眠時間も長くなってきた。心地よく眠れるよう、室温や湿度に気をつけるようにした。

身体発達

歩行ができる子は、さらに行動範囲が広がり、興味がある所へ歩いていって楽しんでいる。伝い歩きやハイハイをしている子も活発に動いてあそび、時には何もつかまらずに立つ姿も見られるようになった。
晴れた日は、テラスに出てボール遊びをしたり、散歩に出かけてのびのびと体を動かして遊んだりした。雨の日は体操をしたり、マットや滑り台で遊んだりして室内でもしっかりと体を動かして遊べるようにしていった。

情緒

園生活にも慣れ、登園時涙が出てもすぐに泣きやみ、遊び始めることができる。
友だちとかかわろうとする姿も見られ、泣いていると頭をなでたり、顔を覗き込んで心配したりしていた。友だちの持っているものを取ろうとしたり、取られそうになると怒ったような表情を見せたりする子もいた。友だちとかかわろうとする姿を大切にしながら、保育者が仲立ちとなり気持ちを代弁して伝えたり、同じものを探して一緒に遊べるようにしたりしていった。

言葉

簡単な単語を話したり、保育者が言った言葉を真似しようとしてみたりする姿があった。また、指差しや喃語、しぐさで伝えようとする子もいる。一人ひとりが伝えようとしている思いを汲み取り、言葉にかえながらかかわるようにした。

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