0歳りす組2022年度8月のまとめ

食事

登園時間が早い子が多いため、正午前には午睡していることがほとんどだった。機嫌よく食べ進めてしっかりお腹を満たすことができるように、給食室と連携を図って早めに食事を開始できるようにしていった。

味や食材の選り好みをする子もあったが、「おいしいよ」「お肉も入ってるよ」などと声をかけると食べてみようとしていた。おかわりを要求することもあるほど食欲旺盛だった。

排泄

排尿間隔が空いてきて午睡起きに紙パンツが濡れていない子をトイレに誘ってみると、興味津々に便座に座り、タイミングが合うと排尿できるようになった。「すごいね!」「おしっこが出て、気持ちいいね」などと声をかけ、次への意欲に繋げていった。

健康

月初めに下痢症状や咳込みなどが見られ、その後約2週間家庭で療養していた子があった。登園している子どもたちも鼻水や熱などの症状が見られ、服薬が続いたり、代わる代わる早退・欠席をしたりとなかなか全員が揃わなかった。しかし、後半になって全員が揃う日もできてきて、室内遊びや水遊びなどを一緒に楽しむことができて、お互いに喃語で声をかけ合って喜びを共感していた。

睡眠

疲れや体調不良から、午睡時間が早まっていたが、愚図ったり、眠れなかったりすることはなかった。物音などで途中目覚めた時でも、保育者の姿を確認すると安心をして、すぐに目を閉じて再び寝息を立てていた。

8か月になった乳児も睡眠リズムが定まってきて、朝の離乳食前後に30~40分眠ると、みんなと一緒にしっかり体を動かして遊んで11時半ころ入眠し、ぐっすりと2時間以上眠る日が続いている。

身体発達

つかまり立ちやができるようになったり、一人歩きができるようになったりと、一人一人に大きな発達が見られた。家庭と様子を伝え合って共に喜んでいる。中でも、恐怖心からなかなか手を離すことができなかった子が、一人歩きをするようになったことはとても嬉しいことだった。すぐにほとんど這うことがなくなり、楽しくて仕方がない様子で意欲的に歩き回る姿が見られるようになった。

情緒

どの子も情緒が安定していて、保育者や友だちとの関わりを楽しみながら伸び伸びと遊んでいた。友だちが側に来ると頭を撫でて気持ちを伝えようとしたり、喃語で話しかけて遊びに誘ったりする姿が良く見られた。中には、場所や玩具を取られると思って手で払おうとする子もあったので「びっくりしたんだよね」「一緒に遊ぼうだって」などと、お互いの思いを代弁しながら仲立ちとなっていった。

言葉

今まで絵本やお話しに興味のなかった子も、絵本を手に取ったり、みんなと一緒に紙芝居を観たりする姿が見られるようになってきた。身近な物の名前を伝えたり、子どもたちの好きな物を題材にした絵本や紙芝居を選んで読み聞かせをしたりしながら、言葉への興味・関心がより深まるようにしていきたい。

育児あれこれ