1歳うさぎ組2021年度8月のまとめ

食事

夏の暑さで食欲が落ちることもなく、意欲的に食べている。スプーンを使って食べる子、手づかみ食べが多い子と様々な姿があるが、自分で食べようとする姿を大切にし、必要に応じて援助していった。
大きいクラスの子の姿を見て、食べ終わった皿やコップをトレーまで運び、タオルで口を拭くという流れを覚え、自分でできるところまでやってみようとする子が増えた。意欲を大切にし、近くで見守りながら、自分でできたという達成感を感じられるように援助していった。

排泄

紙パンツが汚れるとしぐさで知らせたり、トイレに向かおうとしたりする姿がある。便座に座ることにも慣れてきた。パンツやズボンの着脱を自分でできる子もいるが、保育者の援助が必要な子もいる。一つ一つの動作を丁寧に言葉で伝えたり、一緒に持つなど援助しながら、着脱に意欲が持てるように関わるようにした。

健康

欠席は少なかったが、咳・鼻水が長く続く子が多かった。鼻水が出た時には拭いて清潔にしたり、こまめに検温したりして体調の変化に気をつけるようにした。暑い日には、室温・湿度に気をつけながら、空調を使い快適に過ごせるようにしていった。換気もしっかりと行っていった。

睡眠

水あそびが始まってから、布団に横になると以前より早く入眠できる子が多くなった。安心して快適に眠れるように、一人一人に合った入眠の仕方で対応していった。暑くて途中で目が覚めることもあったので、室温・湿度の調節をしたり、側について体をさすったりして再度入眠できるようにして、しっかりと睡眠時間が確保できるようにしていった。

身体発達

体調の良い子は水あそびを楽しんだ。水に触れることが楽しくて、自分から積極的に体に水をかけてあそんだり、バケツやペットボトルに水を移し替えてあそぶなど、自分の好きなあそび方を見つけて楽しむ姿が見られた。8月後半になると友だちが楽しそうにしていると別のあそびをしていても、近くに来て同じあそびを楽しむ姿があった。水に触れると「冷たいね」など子どもたちの方から伝えてくることもあった。保育者も子どもたちと一緒に水あそびを楽しみ、水に触れる心地よさを感じられるように関わっていった。

情緒

自分が使っている玩具を取られると、以前よりもさらに強く取られたくない思いを主張するようになった。一方で「〇〇ちゃんと一緒にしよう」など声をかけると呼びに行ったり、泣いていると心配して側に寄り添うなど優しい姿をみせたりすることがあった。友だちとトラブルになった時は、お互いの気持ちを受け止めながら仲立ちするようにしていった。

言葉

読んで欲しい絵本を保育者のところに持って来て一緒に読んだり、読み聞かせが始まると興味を示し、近づいて行ったりする姿が見られるようになった。保育者がいう言葉を真似しようとしたり、絵や写真を見て名前を言ったりすることが増えてきた。子どもが伝えようとしている言葉にしっかり耳を傾け、丁寧に応答したり、子どもたちが真似しやすいようにゆっくりはっきりと発音するようにしていった。

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