健康
7月は体調を崩す子が少なく、比較的元気に過ごすことができた。気温が高い日が続き、汗をかくことが多くなったため、こまめに着替えたり、シャワーをしたりして、快適に過ごせるように配慮していった。また、意欲的にトイレに行く子も増え、便座に座ったり、排尿したりする姿があった。子どもたちの気持ちやペースに合わせて誘い、清潔になる心地よさを味わえるようにしていった。
人間関係
友だちとの関わりが増えてきている。一緒に遊ぶことを喜んだり、友だちの近くにいき、遊びに誘うような仕草をしたりする子の姿があった。一緒に遊ぶ中で、距離感や力加減が分からず、近くなりすぎたり、強く押したりして、トラブルになることもあったため、その都度、友だちの思いを代弁して伝えたり、怪我に繋がりそうなときは距離を離したりしながら、子どもたちが仲良く遊べるように援助していった。
環境
水あそびを数回行うことができた。ほとんどの子が喜んで遊ぶ姿があり、最初は少し抵抗を示していた子も慣れてくると、自分から水に手をつけて心地よさを味わっていた。室内で遊ぶことも多かったため、氷あそびなどを取り入れ楽しめるようにしていった。今後は、泡あそびや色水あそび、寒天あそびなどの感触あそびも取り入れていきたい。
言葉
話せる言葉がどんどん増えており、保育者や友だちと一緒にやりとりを楽しみながら遊んでいる。保育者が伝えた言葉の意味も少しずつ理解できるようになっている。覚えた言葉を繰り返し発したり、保育者の言葉を真似したりする子の姿もあった。子どもたちの言葉にしっかりと耳を傾け、応答的な関わりを大切にしながら、言葉を伝える喜びが味わえるようにしていった。
表現
おままごとが好きな子が多く、コップにボールを乗せて「アイス~」と嬉しそうに見せたり、お皿にブロックなどの玩具を入れ、「ラーメンだよ」と見せたりして、自分なりに作った物を表現する子の姿があった。友だちの真似をして同じものを作ってみようとする子の姿もあり、発想力を膨らませながら遊ぶ姿が増え、子どもたちの成長を感じることができて良かった。
食育
スプーンを持って食べる子の姿が増えてきた。ある程度自分で食べると、“あつまれして”と、お皿とスプーンを保育者に渡し、最後まできれいに食べることができると喜んでいた。苦手な物が増えてきている子もいるが、友だちの真似をして牛乳を飲んだり、少しでも食べようとしたりする姿もあった。一人一人のペースや気持ちに合わせて、食べ進められるように声かけをしていった。…
健康
6月前半は、元気に出席する子が多く、散歩に出かけたり、砂場で遊んだりして、戸外遊びを楽しむことができた。後半は、RSウイルスが流行り、欠席する子が多く、出席しても咳が続く姿があり、情緒が不安定になる様子もあった。一人一人の体調を見守りながら、気持ちに寄り添い、安心して過ごせるようにしていった。
人間関係
積極的に友だちの名前を呼んだり、同じ遊びに加わったりする子の姿が見られるようになってきた。月齢の小さい子も友だちに興味が出てきて、側に行ってみたり、笑いあったりする姿があった。一方で、友だちと一緒の玩具が欲しくて、トラブルに発展する場面も多くあったため、気持ちを受け止めながら、「一緒の玩具が使いたかったんだねなどの声かけをしたり、同じ玩具があることを知らせたりして仲立ちとなっていった。
環境
テラスであそぶ機会を多く作ることができた。ため池で捕まえたザリガニや、おたまじゃくし、エビ、カタツムリなど、様々な生き物の観察を楽しんでいた。最初は苦手意識があった子も慣れてじっくり見ることができるようになった。生き物の動きが気になり、ケースやタライを叩いたり、持ち上げようとしたりする様子もあったため、その都度、観察の仕方を丁寧に伝えていった。
言葉
月齢の大きい子は、二語文や三語文で自分の思いをしっかり伝えることができるようになってきた。月齢の小さい子も単語や仕草など自分なりの表現で伝えてくれる姿がある。思いが伝わると、嬉しそうに笑顔を見せていた。今後も一緒にやりとりを楽しみながら、じっくりと子どもの言葉を聞き、思いを受け止めていきたい。
表現
あじさいの製作あそびを楽しんでいった。折り紙をちぎって貼ったり、スポンジスタンプで色を付けたりして、あじさいの花を表現することを楽しむ子どもたちだった。絵の具やクレヨンなどを使って遊ぶと、夢中になって取り組んだり、友だちがしていると、“やりたい”と伝えてきたりすることも多くあったため、お絵描きや製作遊びなどが楽しめる機会も増やしていきたいと思った。
食育
好きなものは自分で意欲的に食べている。まだ手づかみで食べる子も多くいるが、「スプーンで食べられるかな?」と声をかけると、上手に持ってすくって食べる姿も見られる。「かっこいいね!」「おいしかったね」など、優しく声をかけ、楽しい雰囲気の中で意欲的に食事ができるように見守っていった。…
健康
手足口病や溶連菌、アデノウイルスなどの感染症になり、欠席する子が多くいた。治って出席した子も本調子ではないようで、熱が高めだったり、鼻水や咳が続いたりする姿があった。一人一人の体調の変化にいち早く気付けるように子どもたちの様子をしっかり見守っていった。また、保護者とも園や家庭での子どもの様子を詳しく伝えあい、連携を図っていった。
人間関係
友だちと一緒な遊びを楽しんだり、保育者と一対一で関わることを喜んだりする姿が見られる。友だちと関わる中で、まだ言葉が伝えられなかったり、思いが伝わらなかったりして、玩具や場所の取り合いになるなどのトラブルが起きることもあったため、その都度仲立ちとなり、双方の気持ちに寄り添いながら、友だちとの関わり方をしっかり伝えていった。
環境
散歩に出掛けたり、テラスや砂場で遊んだりと、戸外遊びを楽しむ機会を多く作ることができた。散歩では、保育者と手を繋いで歩くことを喜ぶ姿があり、見つけたものを嬉しそうに伝えていた。また、たんぽぽやだんごむしなどの自然物や生き物との触れ合いも楽しむことができた。今後も様々な自然との触れ合いができるように環境を整えていきたい。
言葉
語彙が増えて、自分の思いをしっかり伝えたり、言葉に興味が出てきて自分なりの言葉で伝えたりする子の姿が多くあった。一人一人が伝えようとしている言葉を最後までしっかり聞き、思いを汲み取りながら言葉を返していき、やりとりする楽しさや言葉が伝わる喜びが感じられるようにしていった。
表現
初めて流す曲にも興味を示し、保育者が踊ると振付を真似して楽しむ子の姿があった。聞きなじみのある曲はどの子も反応し、嬉しそうに踊っている。また、粘土やお絵描きなども少しずつ楽しめる機会を作っている。子どもたちも「やりたい」と興味津々な姿をみせているため、今後も手先や指先を使って表現できる遊びを多く取り入れていきたい。
食育
全員が完了食になり、喜んで食べる姿がある。牛乳が苦手だった子がよく飲むようになったり、野菜を食べられるようになったりする子の姿もあり、子どもたちの成長を感じた。一人一人が楽しく食事ができるように優しく声をかけながら、側でしっかり見守っていった。…
健康
咳や鼻水が出ている子が多かったが、ほとんど休むことなく過ごした。日中布パンツで過ごす子やトイレに行って排尿する子が増えてきた。タイミングが合うと排泄できる子も多く、意欲的な姿をしっかりと褒め、自信へと繋げていった。布パンツでない子も、遊びの区切りでトイレに誘ったり、排泄の間隔を把握したりして、子どもの意思を尊重して声をかけるようにしていった。
人間関係
気の合う友だちの名前を呼び合って一緒に同じ遊びを楽しんだり、貸し借りのやりとりが上手にできるようになったり、友だちと関わろうとする姿が見られた。その中で、思いが伝わらず、トラブルになることがあったため、お互いの思いを汲み取り、保育者が代弁しながら、友だちとのやりとりの仕方を丁寧に伝えていくようにした。
環境
天気が悪かったり、体調が優れない子が多かったりしたため、室内で過ごす日が多かった。初めて出す玩具に興味津々で、保育者が用意していると近づいて、手にとり遊び出す姿があった。保育者も一緒に遊びながら安心しながら遊べるようにしていった。
言葉
絵本の読み聞かせなど「つぎはなにかな」と保育者に伝え、お話を理解して絵本を見ている姿が見られた。月齢の大きい子はしっかりと会話ができるため、保育者や友だちとのやりとりを楽しむ姿があった。自分の気持ちを保育者に代弁してもらい、思いが伝わる喜びを味わえるように心掛けた。
表現
雛人形の製作でサインペンを使って、顔を描いたり、折り紙を体に貼ったりして自分なりに「ここはめ~」「ここはくち~」などとイメージして作っている子がいた。桜の製作では、手形を使って桜をイメージし、保育者が画用紙で桜の形に切った物を用意し、台紙に貼ると「ここに貼る」と画用紙一杯に貼って指先を使って楽しんで製作をしていた。
食育
給食の時間が近づいて来ると「きょうのごはんはなにかな」と保育者に伝えたり、席についてご飯が配膳されると、「おいしそう~」と言いながら楽しそうに食べたりする姿が見られた。「せんせい、みててね」と大きな口で食べる姿が見られ、「お椀を持って食べようね」と声をかけると、持って汁を飲む姿も見られた。おかわりもして意欲的に食べる姿を認めながら、楽しく食事ができるように声をかけていった。…
健康
先月に引き続き、体調を崩す子が多かった。こまめに検温や水分補給を行い、体調の変化に気づいていけるようにしていった。なかには「はなでた」と保育者に知らせたり、届くようになり、ティッシュを取って自分で拭いたりしている姿が多くみられた。「ふけたかな?」と声を掛けながら自分でという気持ちを大切にしながら、自分でしようとする姿を見守っていった。
人間関係
同じ玩具が欲しいときに、友だちが「かして」というと最初は「やだ」と言っている子も「どうぞ」「いいよ」と貸してあげたり、同じものを作ってあげたりする姿が見られた。自分の言葉で少しずつ思いを伝えられるようになってきたため、保育者も仲立ちしながら楽しく遊べるように関わっていった。
環境
天気が悪かったり、体調が優れなかったりして室内で過ごすことが多かった。遊びがいつも同じになってしまいがちだったが、同じでもマットの滑り台の形を変えてみたり、場所を変えて棚を使って区切ってみたりして飽きないように工夫して遊べるように環境を整えていくようにした。
言葉
話が上手になり、保育者や友だちとのやりとりを楽しんでいる姿が見られた。ごっこ遊びをしていることが多く、警察ごっこや消防士ごっこを楽しみ、「かじです」「ひをけします」「たいほしちゃうぞ」など子ども同士でのやりとりができ、次への遊びへと広がり夢中で遊べるようになり、成長を感じられた。
表現
粘土やお絵描きなどをして思い思いに作って表現する姿があった。鬼のお面では何度か福笑いをしていることもあってか、「ここがめで、ここがくち」と言いながら画用紙に貼って顔をイメージして作っていた。また髪の毛に毛糸を使ったが、両面テープのついているところに沢山毛糸を取って乗せる子や、一本一本丁寧に貼っている子がいた。「じょうずにできたね」「たくさんはれたね」と言葉を掛け、楽しさを共感していった。
食育
「きょうのごはんなあに?」「おかわりある?」と給食を楽しみにしている。苦手なものが出てきて残すことが増えてきたが、友だちが食べているのを見て少し食べてみると食べられたこともあり、「たべれたね」「おいしいね」と声を掛けながら、無理なく食べられるようにしていった。また、食べこぼしが少なくなり、着替えをすることがほとんどなくなってきた。食具を上手に使ったり、お椀を持って食べたりして意欲的に食べていた。
…
健康
寒暖差の影響から、体調を崩す子が多くいた。保育中も日中熱が高めの子がおり、こまめに検温、水分補給をするなど体調管理に気を付け、顔色、便の様子など変化に気づいていけるようにした。
自分で!という気持ちが強くなり、身の回りのことを自分でしようとする姿が見られるようになった。ズボンを履いたり、自らトイレに向かい便座に座ったりした時は「すごいね」「できたね」と十分に褒め、自分でできた喜びを味わえるようにしていった。
人間関係
友だちと遊びたい気持ちが育ち、自分から「いっしょにしよう」「こっちおいで」と言って友達を遊びに誘う姿が増えてきた。一緒に遊ぶ中で、同じ玩具を使って遊んだり、「どうぞ」と貸し借りができたりするようになってきた。また、泣いている子を見かけると、「どうしたの?」「○○ちゃんないてるよ」と友だちに声を掛けたり、保育者に泣いていることを知らせたりして様子を伺い、友だちを気にかける姿が見られた。
環境
タッパーなどの容器に雪を入れ室内に持って入り、雪遊びを楽しんだ。雪に触れて「冷たい」と雪の冷たさを感じたり、色水を使ってアイスやかき氷を作ったりして楽しんでいた。雪を触ることに消極的だった子もいたが、保育者と雪に触れていくことで安心し、自分から意欲的に雪に触れられるよう、保育者も一緒に遊びながら楽しさを伝えていくようにした。
言葉
自分の思いを言葉で表現できるようになり、「せんせいみて」「これがいい」など、友だちや保育者にしてほしいことを伝えようとする姿が見られた。言葉にならなかったり、思いが伝わらずにトラブルになったりすることもあったため、子どもたちの思いをしっかりと受け止め、思いを代弁し言葉で伝え方を繰り返し丁寧に伝えていくようにした。
表現
今年の辰年にちなんで、辰の福笑いをした。保育者が「これはまゆげだよ」「これはめだよ」と一つ一つ伝えながら自分の顔のパーツを触りながら「ここかな~」「めはここ」と自分で自由に置いて楽しんでいた。中には貼ったあとに「ここじゃなかった」とパーツの位置を変えたりして保育者も一緒にしながら表現が広がるようにしていった。
食育
保育者がおやつや給食の準備を始めると楽しみにしている姿がある。食欲旺盛で「しるある?」とおかわりをお願いする姿もたくさん見られるようになている。また、野菜など苦手な子も「人参大臣はいってる」と絵本に出てくるキャラクターを言いながら食べたり、「きゅうりはきゅっきゅっきゅ」と歌を口ずさんだりしながら、楽しく食べている。保育者も「すごい」「たべられたね」など十分に褒めていくようにした。少しずつお椀を持って食べられる子が増えてきたので、自分で食べたい気持ちを大切にし、必要に応じて介助していくようにした。
…
健康
大きく体調を崩すことなく元気に登園する。鼻水や咳が出始めると体調をこまめに観察しながら、一人一人の体調を把握し、こまめに検温を行いながら家庭との連携を図り、体調の変化に気づいたときは、早めに対応できるようにしていった。
日中布パンツに移行した子が数名おり、自分でトイレに向かおうとする姿も見られた。自分でしたいという気持ちを受け止めながら、子どもの様子を見守ったり、「できたね」「すごいね」など自分でできた嬉しさを共感しながら関わったりしていった。
人間関係
友だちとごっこ遊びをする姿が見られるようになり、「これたべて」「どうぞ」と友だちや保育者に伝え、ままごと遊びを楽しんでいた。友だちと同じ遊びをする中で、お互いの気持ちがうまく伝わらず、玩具の取り合いになりトラブルになることもあるが、保育者が仲立ちし、「これが使いたっかったね」「おなじのあるかな、探してみようか」など声を掛け、子どもの思いに寄り添いながら、関わっていくことで、少しずつ友だちと一緒の遊びを楽しめるようにしていった。
環境
タブレットやCDを使って「あわてんぼうのサンタクロース」「赤鼻のトナカイ」などを流して友だちや保育者と一緒に歌ったり、絵本を見たりしてクリスマスの雰囲気を味わったりして楽しんでいた。
散歩先では、落ち葉の上を歩いてザクザクと音を鳴らしたり、雪が降るとままごと茶碗に雪を入れて触ってみたりして、保育者も一緒に遊びながら自然物に触れることの楽しさを共有していった。
言葉
「これしたかったの」「いっしょに」など自分の言葉で伝えようとする姿増えてきた。また、うまく伝えられないときは指差しや仕草で自分の思いを伝えようとする姿も見られた。子どもたちが自分の思いを言葉に出せるように耳を傾け、受け止めながら、必要に応じて代弁し、自分の思いが伝わる嬉しさが味わえるようにしていった。
表現
ツリーやクリスマスカードの製作を行った。クレヨンやスタンプを使って自由に描いて楽しんだ。スタンプでは「ここも押そうかな」「ほしだ」など声に出したり、クレヨンでは「あお」「きいろ」など色を言いながらなぐり描きで画用紙いっぱいに描いたりして楽しんでいた。作り終えると「みてー」「できたよ」と保育者に見せる姿も見られた。完成した喜びを共感しながら、製作の楽しさを味わえるようにしていった。
食育
全員が給食時のエプロンを外し、こぼすことが少なくなり着替えも減ってきた。スプーンやフォークを使って食べられるようになってきたため、「おわんもってみようか」「あつまれできるかな」と声を掛けながら、自分で食べる楽しさを味わえるようにしていった。苦手な食材でも友だちが食べているのを見て食べようとしたり、特定の保育者が側に付き見守っていると「みててね」と大きな口で食べたりする姿がたくさん見られるようになったため、「すごいね」「たべられたね」などと十分に褒め、無理強いせず食べられるようにしていった。
…
健康
朝晩の気温が寒くなり、体調を崩し、鼻水や咳が出たりする子が多くいた。りす組でインフルエンザが数名いたため、細めに検温をして、体調管理に努めていった。天気が良く暖かい日は、戸外に出て体を動かし遊び、保育者と手をつなぎ、楽しく歩くことができた。
トイレへの興味・関心が深まり、進んでトイレに行ったり、座ったりする姿が多くみられた。意欲的な姿を温かく見守り、十分に褒めていった。
登降園時に保護者の方と細目に体調の共有を行い、体調の変化にすぐ気づけるようにしていった。
人間関係
気の合う友だちの名前を呼びあって一緒に同じ遊びを楽しんだり、友だちのそばに行き、同じ玩具で遊んだりと友だち同士で関わろうとする姿が多くみられた。友だちと関わる中で、思いが伝わらず、トラブルになることもあったが、双方の思いを保育者が仲立ちし、友だちとのやりとりの仕方を丁寧に伝えていった。玩具の貸し借りができたときは、十分に褒め、やりとりできた喜びを感じられるようにした。
環境
天候が良い日には保育者と手をつないで園周辺の散歩に出掛けた。長距離を歩けるようになり、四季の公園、運動公園、みのりの里に行き、落ち葉を見つけて葉っぱの上を歩いて音を鳴らしたり、どんぐりやススキを見つけたりして楽しんだりした。保育者も一緒に遊び、自然物に触れることの楽しさを共有していった。
言葉
少しずつ自分の言葉で思いを伝えられるようになり、「○○したかったの」「せんせいとこれしたい」などと欲求を文章で伝えてくれる姿があった。また、仲の良い友達を「おいで~」と呼んでいる姿も見られ、やりたい遊びを一緒に楽しんでいた。
絵本や手遊び、歌などを好み、歌や絵本のセリフを保育者と一緒に歌ったり、言ったりして楽しんでいた。
表現
水性ペンやクレヨンなどで紙いっぱいにいろいろな色でお絵描きをして楽しんでいる。なかには、一色を好みその色だけで夢中にお絵描きを楽しむ子もいた。
踊りも好きで、「ロケットペンギン」「わあーお」など保育者の振りを真似したり、自由に体を動かしたりし、表現する楽しさを感じられるようにしていった。
食育
ほとんどの子が給食時のエプロンを外してたべるようになった。食べこぼしが少なく、着替えることが減ってきている。食具を使って食べられるようになり、「おいしい」「にんじん」などと声に出しながら、楽しく食べている。また、「いらん」「やだ」と言っている子も、友だちが食べている姿を見ると「たべてみる」と口にしてみると「おいしい」と笑顔で食べられることが増え、完食できることも多くなってきた。おかわりもして楽しい雰囲気で食事ができるようにしていった。
…
健康
朝晩や日中の気温の変化からか、鼻水や咳が出たりする子が多くいたが、熱が出るなど大きく体調を崩す子はいなかった。再び手足口病が流行し、湿疹が出る子が多くいた。一人一人の体調を把握し、こまめに検温を行いながら家庭と連携を図り、体調の変化に気付いた時は、早めに対応できるようにしていった。
人間関係
友だちと同じ遊びをしていて、欲しい玩具があると「かして」と言える子もいれば、まだ気持ちをうまく伝えられず、口を近づけて噛みつこうとしたり、友だちを押したりする姿が見られた。保育者が仲立ちとなり、「かしてほしかったね」「おなじがいいね」など子どもの思いを察しながら、保育者も一緒に遊び、友だちとの関わりが持てるように見守っていった。
環境
天候が良い日には砂場に出て遊んだり、散歩車に乗って園周辺の散歩に出掛けたりした。乗り物や動物、植物など色々なものに興味を示して、「バスだ」「とんぼ」などと保育者や友だちに知らせて喜ぶ姿も見られた。公園では沢山の虫や花を見つけ、子どもたちも、触ってみようと手を伸ばしたり、袋の中に葉っぱや草を集めて観察したりして楽しんでいる姿も見られた。季節の動植物に興味を持ち、自然に親しめるようにした。
言葉
月齢の大きい子は、「やめて」「だめ」「いいよ」など自分の思いを伝えたり、「○○いたよ」「○○があった」と見つけたものを保育者や友だちに伝えたりする姿が見られた。月齢の低い子も喃語や指差し、「あっ、あっ」と声を出して思いを知らせようとする姿や、保育者の言っている言葉を繰り返して単語を言い、楽しむ姿が見られた。保育者や友だちに伝えようとする言葉を受け止め、補いながら、思いが伝わるうれしさを味わえるようにしていった。
表現
保育者が音楽を流すと保育者の真似をして踊ろうとする子や自分なりに体全体を使って踊りをする子がいた。また、ダンスをしながら歌も覚えて歌って楽しんでいる子もいた。音楽に合わせて絵本を見ていると、途中フライパンとフライ返しを手に取り「がんばれー」「いけー」と声を出して応援する姿が見られた。
食育
日中しっかりと体を動かして活動し、お腹が減ると給食に興味を示し、「きょうのごはんなにかな?」と楽しみにしている子がいた。友だちと「おいしいね」とやりとりをしながら楽しく食べていた。「もぐもぐね」などと声掛けをしながら、しっかりと噛むことを伝えて、意欲的に食事できるように関わっていった。…
健康
咳や鼻水が出ている子はいたが、大きく体調を崩すことはなく過ごしていた。鼻水が出ると、「はなでた」と保育者に伝える姿が見られた。こまめに検温したり、水分補給を行ったりして体調管理に努めていくようにした。また、日によって寒かったり暑かったりしていたため、衣服や空調で温度調節を行っていった。
人間関係
友だちの使っている玩具が欲しくなりトラブルになる場面が増えてきた。トラブルになりそうなときは保育者が側で見守り、仲介しながら遊んでいけるようにしていった。また、友だちが泣いていると、「これ使って」と玩具を持って来て渡している姿も見られ、成長を見られる場面も多かった。引き続き友だちと遊ぶ楽しさを仲立ちしながら伝えていきたい。
環境
天気の良い日は戸外に出かけ、散歩に行った。靴を履いて歩き、長距離歩けるようになってきた。とんぼやどんぐりなど季節の物に触れることができた。室内ではマットのトンネルやスポンジの一本橋などを用意してしっかりと体を動かせるようにしていった。
言葉
二語文、三語文と言葉が増えてきて、保育者とのやりとりや子ども同士の会話を楽しむことができるようになった。「○○したい」「○○がいい」と言葉で伝えるようになったり、仕草や表情、喃語で思いを伝えようとしたりする姿が見られた。しっかりと子どもの声に耳を傾けたり、丁寧に応えたりしていき伝わる喜びを共感していきたい。
表現
コスモスの製作を行い、紙コップに絵の具で筆を使って色を塗った。初めて筆を使ったため、ペンのように大きく左右に動かして色を付けて楽しんでいた。「じょうずにできたね」「きれいだね」などと声をかけ、楽しさを共有していった。
食育
食事の時間を楽しみにし、自ら手を洗いに行く姿が見られるようになる。スプーンや手づかみで意欲的に食べる姿も見られる。スプーンを使って食べようとするが、上手くすくえないこともあり、保育者と一緒にすくいながら食べたり、手づかみで食べたりすることが多い子には、一口量をすくっておくなどしてスプーンを使って食事することに慣れていけるよう配慮していった。
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