1歳うさぎ組2024年度11月のまとめ

健康

朝夕は、気温が低くなり、鼻水や咳が出る子が多くいたが、元気に登園し、遊ぶ子どもたちの姿があった。上着を着てくる子も増え、自分で着脱しようとしたり、戸外遊びに行くときは、靴や靴下も自分で履いてみようとしたりする姿が見られた。子どもたちが意欲的にやってみようとする姿を見守りながら、難しいところは手を添え援助し、できた満足感が味わえるようにしていった。

人間関係

友だちと一緒にごっこ遊びを楽しむ子の姿が多くあった。おままごとでは、ぬいぐるみも使って、料理を作って食べさせたり、寝かしつけしたりする子や、ブロックでパトカーと泥棒の車を作り、警察ごっこを楽しむ子などがいた。一方で、友だちと遊びたくて、強引に誘ったり、一緒に遊んでいても思いが伝わらず、トラブルになったりする様子もあったため、子ども同士で関わる姿を側で見守りながら、必要に応じて仲立ちとなっていった。

環境

今月は、砂場で遊ぶ機会を多く作ることができた。子どもたちも砂場遊びが好きで、すべり台を楽しげに滑ったり、ダンプやブルドーザーの玩具で工事ごっこをしたり、コーン型やカップにスプーンで砂を入れ、アイスやご飯づくりをしたりして、それぞれ好きな遊びを満足するまで楽しむ様子が見られた。今後は日中も寒い日が続くため、気温や体調をみながら、戸外で遊べる機会を作ったり、室内でものびのびと遊べる環境を整えていきたい。

言葉

自分の思いを保育者だけでなく、友だちにも言葉で伝えようとする姿が増えてきている。言葉で伝えることが難しい時も仕草や表情、声のトーンなどで、一生懸命思いを伝えようとする姿がある。まだ、はっきりとした言葉を発することができない子も多くいるため、保育者が代弁したり、言葉を足したり、子どもの言葉を繰り返したりしながら、伝えたり、伝わったりする喜びを感じられるようにしていった。

表現

ぬり絵やお絵描き、粘土などを楽しむ機会も作ることができ、子どもたちも楽しそうに遊んでいた。ぬり絵では、線からはみ出しながらも枠内を塗ろうとする子の姿があり成長を感じた。粘土では、友だちや保育者が作っているものを自分でも作ってみようと、こねたり、伸ばしたりして形を作る姿があった。自分なりに描いたり、作ったりする姿を十分に認め、できた喜びが感じられるように気持ちに共感していった。

食育

自分で意欲的に食べ進める子もいれば、保育者が側について声かけをすることで食べられる子、保育者に甘え、食べさせてもらうことを待つ子など様々な姿が見られた。食べることは好きな子が多いため、今後も一人一人の気持ちやペースに合わせて、側で見守ったり、優しく声をかけたりしながら、楽しく食事ができるように配慮していきたい。

育児あれこれ