言葉
遊びの中でも会話をしながら遊びを発展させる姿が多く会話でのコミュニケーションが取れている。保育者が子どもと話をしている時にその間に待つことが出来ず、自分の話をして割り込んできてしまうことが多くあったが、会話をしている状況を認め、待つことが出来るようになっている。週末の出来事や家庭でのことなど報告として自分の話をする子が増えた。
環境
先月に引き続き、夏の暑さのために戸外に出て遊ぶことが難しい日が長く続いた。室内遊びが主であったため部屋の設定はそのままで玩具をこまめに入れ替えるなどの工夫を行った。ラキューや小さなレゴブロックで遊び、長時間集中して遊ぶ子が多く一つのコーナーに人が多く集まってしまい散らかってしまうことがたびたび見られたので、落ちているパーツを拾って綺麗に遊ぶことが出来るように声をかけると自分たちで気が付いて片付けながら遊ぶことが出来るようになった。
表現
運動会の練習では、全員が意欲的に取り組みとても楽しんで参加する姿があった。家庭でも忍者の歌を流してと保護者にリクエストをして踊っているという声も多数見受けられた。年度の初めは集団で行うものを嫌がって参加を拒む子もいたが、運動会付近になると子どもたちの方からやりたいということもあった。特にリレーでは、チームごとに団結して勝敗にこだわりを見せたが次の意欲にも繋がり日常の生活にも大きな刺激をもたらしていた。
健康
診断名のつかない高熱が数日続く風邪が流行した。一人が熱を出すと次々と熱で欠席をしクラスの半分以上が欠席をする週があった。自らの不調を保育者に伝えることが出来るようのなった子も増えた。風邪の症状やいつもとは違った様子があった際は保護者に伝達するようにし早めの連絡をすることで、その後の情報の共有もスムーズにすることができた。
人間関係
気の合う友だち同士でのやり取りが多くなった。特に女児は、遊びを選んでから友だちの輪が広がるのではなく友だちと一緒に遊びを選ぶようになった。小さなトラブルもあるが自分たちで解決が出来るようになってきている。男児と女児の交流も多くあり、カードゲームを主に交流するなかで仲を深めている様子がある。