4歳きりん組2020年度6月のまとめ

言葉

友だちとの関わりの中で、気持ちが高まると乱暴な言葉が出てしまうこともあった。散歩では近所の方とすれ違うと、積極的に「こんにちは」と挨拶しようとする子もいた。

「たなばた」のうたをクラスで歌うと、歌詞を思い返して「さらさらってなんだろう」「おほしさまきらきらだって」と言葉の意味を意識している子もいた。

環境

今月から登園する子が増え、進級してから少しずつ園での生活の流れも身についてきた。片付けでは自分の分が終わると、自然に友だちのことを手伝おうとする姿が多く見られるようになってきた。自由遊びの際や、給食の時間等に「ながいはりどこまで?」「いつまで?」と先月に続き先の見通しを持って行動しようとすることが増えてきている。

表現

はさみの使い方に慣れ、自由遊びの際にも「はさみつかいたい」と言う子が増えた。折り紙を用意すると、本を見てカエルやおばけを自分で作ろうとしたり、剣やチューリップ等折り紙を切って張り合わせたりする姿が多く見られた。制作では個人だけでなくみんなで大きな作品を作ると、完成したものをみて嬉しそうにしていた。

健康

廊下ではなく、保育室内にカゴを持ってきて着替えようとする子が増えた。はじめは服を畳むのに苦戦していた様子だったが、今では丁寧に畳もうとする姿が見られるようになった。また、保育室内のカーテンが開いていると「はずかしいよ」「そとからみえちゃう」等周りの状況に気づく子もいた。

人間関係

保育者に甘え、抱っこやおんぶ等スキンシップを求める子が多くいた。頻繁なスキンシップは避けたが、子どもたちの「甘えたい」という気持ちを受け入れ、その後の手洗いうがいを丁寧に行うことで感染症予防を意識していった。梅雨の影響で室内で遊ぶことが多かったが、ルールのある遊び(椅子取りゲーム、なべなべそこぬけ)をすると、勝ち負けだけではなく友だちとの会話や、やりとりを楽しむ場面も見られた。

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