1歳あひる組2024年度10月のまとめ

食事

好き嫌いがはっきりと見られるようになり、保育者へのアピールも増えてきた。手掴み食べは自然に減り、食具を使って自分のペースで食べ進めている。汁物を好む子が多く、おかわりもしている。白米の食べ進みがあまりよくないことが多いので、おかずと一緒に食べられるようお皿に入れたり、食事介助の際に一緒に食具に乗せると食べ進みも良くなっていた。

睡眠

毛布を掛けると気持ちよさそうに眠っている。うつぶせになり眠る子が多いので、その都度仰向けに体位を変えて安全に眠ることができるようにした。途中で目覚めることもほとんどなくなり、14:30までぐっすりと眠っている。
排泄 布パンツを着用している友だちを見て影響されているのか、便座に座りたいとアピールする子が増えた。園で初めて便座で排尿できた際は拍手をして笑顔で喜ぶ子もいた。また紙パンツに便が出るとトイレの前へ行き、保育者に便が出たことを知らせる様子も見られた。寒くなり排尿の量も増えることが予想されるので、こまめに交換できるよう職員同士連携する。

健康

鼻水、咳が多く出ている子がいた。鼻水を拭くことを嫌がり、鼻の下を拭いて赤くなる子もいた。鼻水を両手で拭き、顔が汚れてしまう子もいたのでぬるま湯で拭き、清潔を保てるよう心掛けた。寒さからか頬や体が乾燥し、痒がる姿も見られたので引き続き家での保湿に協力してもらう。

身体発達

先月に続き、指先が器用になり小さなものをつまんだり、シールを剝がしたりすることがスムーズになってきている。体力ついてきてはいるが、日によって疲れが見られる子もいるので無理のない範囲で活動することができるよう保育をした。着替えコーナーに座椅子を置いたことで、自分でズボンの着脱ができるようになってきている。

情緒面

保育者が靴を脱ぐのを手伝ったり、帽子を頭から外そうとすると泣いたり「あー」と声を出したりして自分でやりたい気持ちをアピールしていた。自分でやりたくても上手くできないこともあり、手伝ってほしい気持ちと自分でやりたい気持ちが伝わってきているので、子どもとのやり取りを丁寧に行い、自分でできたという達成感を感じられるよう援助をしていきたい。

言語

今まで不明瞭な言葉が多く聞かれていたが、はっきりと発音するようになり言葉のやり取りを以前よりも楽しんでいる。また保育者が「〇〇したかったの?」と尋ねると「うん」と返事をする姿も多く見られるようになった。発語がゆっくりなことを心配に感じている保護者もいるが、子どもたち一人一人のペースに合わせた関りを心掛け、楽しい雰囲気でのやり取りを意識して関わることができた。

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