1歳あひる組2021年度8月のまとめ

食事

暑い日が続くが食欲は落ちることなく、手づかみやスプーンを使って自分で楽しみながら食べている。必要に応じて一口量や、器に手を添えることですくいやすくなることを伝えた。そしゃくが少なく丸呑みする姿も見られたので、よく噛んで食べられるよう「もぐもぐ」「かみかみ」の声掛けや、マスクの上からでもわかるよう保育者が大きく口を動かしてそしゃくの様子がわかるようにしている。

睡眠

布団に横になるとあっという間に入眠する日や、落ち着かずなかなか入眠できない日があった。適切に睡眠や休息がとれるよう抱っこをしたり、歌をうたったり、そばで見守ったりした。

排泄

高月齢児は自分でズボン、オムツを脱ぎトイレに座る姿が見られた。低月齢児は、排泄が出たことをしぐさや「チッチ」と簡単な言葉で保育者に伝えている。

「おしっこでたかな?」「でたよ」「でてないよ」と排泄のタイミングを言葉で伝えることが増え、一人一人のタイミングで交換している。

健康

高熱を出して1週間くらい休む子や、咳、鼻水が続き食事や睡眠が辛そうな姿が見られた。丁寧に健康観察を行いながらこまめに検温をして、家庭と情報共有を行った。また、室内の気温や湿度や換気、こまめな水分補給に留意して、熱中症対策を行っている。

身体発達

体を斜めにしてポーズをとったり、跳んだり、飛び降りたり、投げたり、台に上がって高いところに手を伸ばしたり、自在に体を動かすことを楽しんでいる。体操や、すべり台、跳び箱登りなどの活動を行い、のびのびと安全に活動できるように見守った。

情緒面

おままごとの食べ物を「どうぞ」と渡したり、口元に運んだり、とあそびを通してともだちとかかわろうとする一方、友だちが使っているおもちゃに興味をもち、急に取ってしまう姿も見られた。保育者も一緒にあそびながら子どもの気持ちを言葉にしてつないだり、同じおもちゃであそべる場を整えたりして、かかわってあそぶ楽しさが感じられるようにした。

言語

高月齢児は「〇〇ちゃん」と友だちを呼んだり、「イヤ」「やりたい」と言葉で気持ちを伝えようとしている。低月齢児は、保育者の近くに来て、話し掛けようとする姿が増えた。気持ちが通じた喜びを感じられるよう受け止めている。

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