5歳ぞう組2020年度9月のまとめ

健康

朝夕は涼しくなり、咳をしたり鼻水が出たり発熱する子がいたが、比較的元気に過ごしていた。保育者の働きかけがなくても、気温に応じて自分で長袖、半袖を選んで衣服調節する姿が見られた。涼しくても遊んでいると汗びっしょりになることもあったので、着替えを促すこともあった。

人間関係

運動会あそびに向けてリレーを行う等、チームで協力して取り組む経験をすることで、クラス間の仲間意識が高まった。遊びの中でも、今までは数人で楽しんでいた遊びも、たくさんの友だちを誘う姿が見られるようになった。

環境

公園に散歩に行ったり、園庭で遊んでいたりすると、季節の移り変わりに気づく姿があった。「あ!こおろぎがコロコロリンって鳴いてる!」「どんぐりがどんぶりこって落ちたんだねー」とその時に歌っている歌を思い出し、友だち同士話していた。自然の変化に気づくように働きかけるだけでなく、普段の保育の中から気づきや感じることがたくさんあることを改めて感じた。

言葉

友だちに素直な気持ちをうまく言葉にできず我慢する姿が見られたため、クラスで話し合う機会を多く設けた。クラスで話し合う中で、自分はこうだった、こんな時嬉しかった、嫌だったという様々な声が挙がり、素直に言葉にするきっかけになっている様子。言葉は優しさにも武器にもなることを今後も話し合っていきたい。

表現

絵本ではなく、絵のない素話をして頭で物語を想像する機会を多く作った。子どもたちのよく知っている短い物語から始め、長編の本「エルマーのぼうけん」を読み始めた。日々少しずつ読み進めているが、想像を膨らませながら続きを楽しみにしている。

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