健康
大きな感染症もなく、元気に登園する子どもが多くいた。季節の変わり目による寒暖差により、鼻水が出ている子どもも見られたが発熱などの症状はみられなかった。
気温が高くなり、汗をかくと自分で進んで顔を洗って気持ちよさを感じたり、体拭きタオルで体を清潔にしたりと、自分で気付いて行動している姿が多くあった。
人間関係
友だち同士のやり取りの中で、話をしていても聞こえていないような態度を取ったり、強い口調で自分の思いだけを相手に伝えていたりする姿が見られた。保育者が仲立ちすることでうまく関わりを持ち直し子どもたち同士で解決しようとする様子も増えた。
環境
カレンダーを見ながら、その日の日めくりの数字を変えて、当番を周りに知らせ、子どもたちが主体となって動く様子が多くみられた。食事の前には、自分たちで机を拭き友だちが忘れていた際には声を掛け合いながら用意をしている。周りの状況を見ながら行動に移す様子が多くあった。
言葉
その場にふさわしくない言葉を使ったり、相手に対して口調が強くなってしまったりと言葉に関して保育者から声を掛けられることがあった。
言葉を介したコミュニケーションが多くあり、特に報告をしたいと保育者に話す様子が多い。「昨日・今日・一昨日」などの時系列もわかるようになり、この時系列の言葉を使って説明しながら報告することを喜ぶ姿がみられた。
表現
歌をうたったり、ダンスをしたりすることを喜んでいる。ピアノに合わせて園歌を歌い、歌詞を覚えていない友だちには、優しく教えてあげる様子もある。
ラQやレゴ、ワミーなどの細かな玩具で集中して遊ぶ時間が増えた。説明書を見ながら、短時間で作り上げる様子もあり、他児の作品を見て意欲的に作品作りに取り組んでいる。