4歳きりん組2023年度6月のまとめ

言葉

・言葉を介してのやりとりが増え、トラブルがあっても自分の思いを言葉にして表現し解決できる姿が増えた。友だちの思いを聞いて、自分の思いを伝え相手の気持ちを考えながらやり取りをしている。

・保育者に対し、出来事の報告を自分の言葉で伝えられることが多くなった。困っていることに関しても自分がどうしてほしいのか言葉にして表現し伝えている。また、場面に応じての言葉使いの変換も出来るようになり、挨拶共にお礼も進んで声に出していうことができている。

環境

・保育者の言葉掛けがなくても、脱いだ後の衣服を綺麗に畳み片付けが出来るようになった。身の回りの環境に対し整理整頓をしようという心掛けが見られるようになる。玩具の片付けに関しても落ちている際には、進んで拾い元の場所に戻すという姿も多くある。

・食育で行ったオクラの生長に興味を持って観察していた。虫がついてしまい、困っているとどうしたら虫がいなくなるのかなど、疑問に思うことを進んで問い蟻を捕まえたり牛乳をかけてみたりと興味の幅が大きく広がった。

表現

・興味・関心が高い絵本を題材に制作を行う。色水作りを行った際には、どの色とどの色を混ぜると何色になるのか試す。多くの子が発言し、興味を抱いて活動が進みその後の制作にもとても集中して参加している。七夕制作は、育てたオクラを使いスタンプにした。星形の模様が押せるととても喜びこちらも集中して行っている。
・ラキューが人気になり、保育者の手助けがなくても自分たちで説明書をみて形を作れるようになった。その中で友だち同士のやり取りも生まれ、教え合う姿も多くなっている。

健康

・感染症や急な発熱による体調不良で欠席する子が多く続く。自分の体調の変化を自ら伝えられるようになり、保護者への報告につながっている。

・感染症が流行り、発熱の症状の子が多くいたことを伝えながら普段との体調の違いの様子を保護者に伝え、家庭と連携し引き続き子どもたちの健康を見守るようにした。

人間関係

・戸外では身体を動かす集団遊びを好み、保育者の介入がなくても大きなトラブルがなく自分たちで遊びを始めることができるようになった。地面に大きな丸を描いてその中に入って行うサークルドッチボールを始めると、多くの子がゲームに参加し楽しんでいる。異年齢の関りもこのドッチボールで増えている。

・ままごと等、友だちと一緒に遊びたい気持ちはあるが、玩具の取り合いになり手が出てしまったり口喧嘩になってしまう姿がまだある。保育者がすぐには介入せずそばで見守り、さり気なく言葉掛けをすることで、大きなトラブルに発展はしないがまだ自分たちで言葉を介し解決するまで配慮が必要である。

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