食事
食事に気付くと、食事スペースの方を見て、食べたい気持ちをアピールする姿がある。慣れない環境で、椅子に座ることが難しかった子も、少しずつ座ることが出来るようになってきた。哺乳瓶でミルクを飲む事にも、少しずつ慣れてきている。十分な食事が難しい子は、保護者と相談しながら、無理なく過ごせるようにしていった。
睡眠
おんぶや抱っこ、ラックで入眠し、その後布団に下ろして眠っている。初めは、まとまった時間の睡眠が難しい様子だった子も、保育者のトントンやラックの揺れで再眠する等して、少しずつ睡眠時間が長くなってきた。一人一人のリズムに合わせて、午前や夕方もラックやバウンサーで睡眠を取れるようにしていった。
健康
土・日曜日に体調を崩していた子が多かった時には、週明けの様子を観察し、休息をとりながら、無理なく過ごせるようにしていった。天気の良い日には、バギーに乗って園庭や園周辺を散歩し外気浴をした。高月齢児は、バスマットを敷いた園庭に下り、砂の感触等を楽しんだ。暑い日には日陰を選んで過ごしたり、水分補給をしたりしていった。
身体発達
這い這い、つかまり立ち、つたい歩きをする子が多く、自ら好きな玩具や場所を見つけて移動して楽しんでいる。低月齢児は寝返りをしたり、手足を動かしたりして、玩具に手を伸ばしてつかむ姿が見られた。
情緒面
入園初日の入室時は、泣く子の姿は少なかったが、徐々に環境の変化に気付き泣く子の姿が見られた。保育者の抱っこやおんぶで落ち着くことが出来ている。保育者がそばにいることで安心し、落ち着いて遊ぶことが出来る子もいる。
言語
お腹が空いたり、眠くなったりすると泣いて訴える。保育者に名前を呼ばれて顔を向けたり、喃語を発したりしている。「あー」「ばー」「うー」など、機嫌よく発声する子の姿も見られた。