食事
みんな給食が大好きで、運ばれてくると気づいて手を洗いに行く子や、その子の姿や保育者の言葉掛けで手を洗いに行き、流れが分かるようになる。月齢の高い子は、友だちが「おかわり」と言うと、触発され“自分も”と好きな物おかわりしたがる姿が見られる。
睡眠
布団に横になると直ぐに眠くなり1人で入眠する子、保育者の寝かしつけで入眠する子がいる。全体的に睡眠時間が長くなった。
排泄
月齢の高い子は便が出ると仕草などで知らせてくれる事もある。また午睡の後などにおむつが濡れていない時は無理のない程度にトイレに誘い、慣れていくようにした。
健康
手足口病と診断された子(2名)もいたが蔓延しなかった。鼻水の出る子もいたがみんな比較的元気に過ごす。下旬、体調を崩す子が数名いた。
身体発達
雨の日はホールに行き巧技台を行う。40センチ位の段差をよじ登り、すべり台を滑ったり、保育者に介助されながら平均台を行ったりした。往復の階段の昇り降りも、手すりに掴まったり、四つん這いだったりとそれぞれの発達に合わせて行い、良い運動となる。体操音楽をかけると、月齢の高い子は保育者の動きを見て真似ようとし、月齢の低い子はリズムに合わせて体を揺らしている。
情緒面
6月はクラスにも慣れ、保育者や友だちに対して自分を出せるようになってきた。しかし、まだ自分の思いが上手く表現できず、イライラしたり、手が出てしまったりなどトラブルがみられた。
言語
お友達の名前を覚え、呼びかけると「○○ちゃんはどこ?」と尋ねると指差しをして教えてくれる。良く歌う歌の歌詞を覚えて口ずさむ。月齢の高い子は保育者が色や絵を見せると答えたり、同じ物をさがし「同じ」「一緒」と指を差したり持ってきてくれる。