健康
シャワーと水遊びが開始となり、身の回りのことを自分でしようと取り組む姿が見られる。シャワー後には脱いだ服を畳むことに取り組み、後始末に意識が持てるようにした。感染症が流行する季節でもあるため、トイレ後に石鹸で手洗いすることの大切さを伝え、習慣になるように取り組んでいる。食後に口や手、衣服の汚れに気づき、自ら拭こうとする姿も増えている。
人間関係
子ども同士の関わりが増え、一緒に遊ぶ楽しさを味わいながら過ごしている。意見を言い合う姿も続いているが、子ども同士で提案し、譲り合いながら、折り合いをつける姿も増えている。子ども同士の関わりを見守りながら、必要に応じて仲立ちをし、友達と遊ぶ楽しさを味わえるように見守った。園庭あそびではタライに水を入れると、砂場の道具を用いて異年齢児と協力しながら工夫して遊んでいるため、いろいろな遊びを楽しめるようにしたい。
環境
園庭に出ると、プランターに駆け寄って夏野菜の変化を楽しみにしていた。きゅうり、なす収穫を行い給食時に提供すると、食べる子、食べられる子が少なかったが、2回、3回と収穫していく中で、食べてみようという気持ちが全体に広がり、苦手な野菜も食べられるようになる子が増えた。8月のプール遊びに向けて今までトイレに座ることを嫌がっていた子もトイレで排尿することに前向きに取り組む姿が見られている。
言葉
水遊びの支度を行う中で、分からないことや困ったことを言葉で伝える子がいる一方、保育士からの具体的な指示を待つ子もいる。自分で出来ることに自信を持って取り組めるように、準備の仕方をイラストで掲示する工夫をすると、回数を重ねる中で自分で取り組む姿が増え、出来たことを嬉しそうに伝えていた。
表現
七夕や夏祭りに向けての制作を行う。のりの使い方において、適量を取ることを伝えると、指先で調節し考えながら取り組んでいた。戸外遊びでは夏の暑さで汗をかいたこと、シャワーを行い気持ちよくなったことを喜んでいる。一人一人の気持ちを受け止めながら、梅雨明けの暑さを味わいながら、身体を動かすことの楽しさを味わえた。