1歳もも組まとめ・指導計画バックナンバー

1歳もも組2023年度4月のまとめ

健康

暖かい日は公園や園庭で体を動かして遊ぶ。登園時に涙していた子が数名いたが、戸外に出ると落ち着き、周りの様子をみたり、笑顔で歩きだしたりする姿が見られた。環境の変化や不安定な気候により体調を崩しやすい時期なので、一人一人の機嫌や健康状態について家庭と連携をとりながら元気に過ごせるようにした。天候によって衣服の調節や水分補給をして、健康管理に留意していく。

人間関係

受け入れ保育が進むにつれて、新入園児はゆっくりと保育士等に慣れてきて「抱っこして」と笑顔でそばに来る姿も見られるようになった。たんぽぽ組から進級してきた子どもたちは新しい担任にも慣れ、手を引いて遊びに誘うようにもなった。それぞれが保育士等や友だちへの関心が出てきて、友だちが遊んでいる姿を見て、嬉しそうに近づいたり、同じ玩具で遊び始めたりする。一方で玩具や場所の取り合いになることもあった。子ども同士が遊んでいる時は近くで見守り、いざこざが起きそうな時は子どもの気持ちを受け止め、楽しめるような言葉がけや他の遊びに誘うなどして対応した。

環境

進級児は、前年度の移行保育を経て新しい保育室に慣れ、好きな玩具を見つけて遊んでいた。園庭遊びや散歩でも、積極的に体を動かして遊ぶことを楽しんでいた。
新入園児は新しい環境に場所見知りする姿もあったが、なるべく担任と保育室にいられるようにすることで、少しずつ慣れていった。好きな玩具を見つけると自分から取りにいくようにもなり、園庭遊びでも好きな場所へと移動して探索を楽しんでいた。まだ歩行が完成してない子もおり、転倒なども見られたが、安全に遊べるようにしていった。

言葉

色々な物を指差し、喃語や一語文や二語文で保育士等に意思を伝えようとする姿がある。また、保育士等の言葉を真似したり、言葉の語尾を言ったりして仕草を真似しながら友だちや保育士等との関わりを楽しむ。子どもが指差ししたり、伝えようとしたりする姿を受け止め、分かりやすい言葉で代弁しながら、発語を促していく。絵本や手遊び歌を通しても、簡単な単語を理解できるように配慮していきたい。

表現

こどもの日の制作で足型スタンプをした。足の裏に筆で絵の具を塗ると、不思議そうに足元を見つめたり、くすぐったそうにしたりする子はいたが、嫌がらずに嬉しそうにしている子が多かった。台紙にこいのぼりの目と足型を貼り付けて完成すると「ぺったん」「おかお」「めめ」と笑顔で話す子もいた。…

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0歳たんぽぽ組2023年度4月のまとめ

健康

天気のいい日には、積極的に戸外に出かけ、公園の日陰でシートを敷き、保育士等に抱っこされたり、バギーに乗って行くことで、外気浴を楽しんだ。入園してしばらく経って疲れからか体調を崩す子が多く見られ、子どもの様子や、ちょっとした機嫌の変化や体を触った感じ等で気づけるように注意して見ていった。睡眠は、午前睡をほとんどの子がとる中でも下旬頃より全員が1時間ほど一定時間眠れるようになり、徐々に睡眠のリズムが整ってきた。食後の睡眠に個人差はあるが、少しずつ同じタイミングで入眠できる日もあった。

人間関係

入園当初新しい環境に不安で泣く姿が見られたが、徐々に保育士等の認識や環境に慣れていく姿があった。受け入れ保育の2週目にはほとんどの子が不安で泣くことはなくなり、朝の受け入れから保護者とスムーズに離れることができていた。保育室内ではハイハイでやずりばいで好きな場所へと動き回ったり、お座りやつかまり立ちで玩具に触れたりして遊ぶ様子が見られた。まだ一緒に遊ぶことはないが、友だちに近づいて、顔に触れようとしたり、お互いの様子を気にしたりする姿も見られた。

環境

室内のマットの上で、音の出る玩具に触れたり、腹ばいになったり、ずりばい、寝返りなど手や足をよく動かして移動していた。又、月齢の高い子は、棚につかまって、つかまり立ちやつたい歩きで好きな場所へと歩いて移動したりする姿が見られた。玩具は音の出る物やボール、布素材の物など、子どもの発達に合わせた玩具を取り出しやすい位置に置いて自由に遊べるように工夫した。

言葉

「あっ!あっ!」「うーっ」など、喃語が少しずつ出るようになった。保育士等が目を合わせてあやしたり、体をくすぐったりすると、けらけらと声を出して笑う子もいる。皆遊びながら声を出すことを楽しんでいる。引き続き子どもの発する言葉や、喃語に丁寧に応え、思いを受け止めてたくさん言葉かけをしていくようにする。

表現

曲を流して歌を歌ったり、手遊あそびをしたりすると、嬉しそうに手を叩いたり、体を揺らしてリズムをとる姿が見られた。月齢に合わせた関りを深め、子ども一人一人が少しずつ自分の表現を自由にでき、楽しめるように見守った。少しずつ保護者以外の保育士等にも慣れて、情緒的な絆が形成されてきた。…

5歳ひまわり組2023年度3月のまとめ

健康

感染症が流行し、体調不良でお休みする子が多かった。改めて、手洗いやうがいの大切さを伝えるようにしていった。子どもたち自身でも、手洗いやうがいをより一層意識して行う姿が見られた。
就学に向けて、自分でハンカチやティッシュを持ってくるようになったことで、身の回りを清潔にしようとする意識の高まりが見られた。

人間関係

就学を目前にし、卒園を意識するようになり、友だちと離れることの寂しさを感じているようだった。同じ小学校になる友だち同士で会話をする姿が見られ、就学を楽しみにしている姿も見られた。
他園との交流会を行った。今後同じ小学校になる子もいるので、交流が深められるように一緒に遊んだり、おやつを食べたりした。一緒に過ごす中で仲良くなり、楽しそうに会話する姿が見られた。

環境

暖かい日が増え、戸外での活動をより一層楽しめるようになってきた。春の花が咲いているのを見て「暖かいから花が咲いてきたね。」と散歩に出たり、自然に触れたりすることで、季節の変化を感じ取る会話が増えた。
卒園に向けて、保育室内の掃除を行った。次に使う友だちのことを考えて玩具や机、椅子などをきれいに掃除した。保育室内の整理整頓を行ったことで心地よさを感じたり、次に使う人のことを考えたりすることができた。

言葉

集中力がついたり、文字が読めたりする子がより一層増えてきたので、「エルマーの冒険」などの児童書をクラスの本棚に増やした。保育士が読み聞かせてみんなで読むことにより、自分でも読み進める子が増え、物語に親しむことができた。
卒園式では一人一人の言葉を考え、発表した。緊張しながらも自分の言葉で伝える事ができていた。

表現

卒園式の制作として、宇宙をテーマに制作活動を行った。以前にみんなで行ったプラネタリウムを思い出し、地球や惑星を発泡スチロールと絵の具などで表現した。自画像を描いたり、星をスパッタリングという技法で表現したりした。出来上がった作品を見て、嬉しそうにする姿があった。
卒園式やおわかれ会では、それぞれ歌を披露した。友だちと声を合わせる楽しさや心地よさを感じ取り、楽しむことができた。…

4歳ゆり組2023年度3月のまとめ

・健康

園全体で感染症が流行ったが、4歳児クラスでは大きく体調を崩す姿は見られず、全員登園する日が多かった。その中で花粉症の症状が見られる子どもが多くいて、汚れた手で目を搔いてしまい、結膜炎の症状が現れる様子も見られた。

・人間関係

5歳児クラスの卒園が近づき、4歳児クラスの子どもたちも「寂しいね」と別れを感じる姿が見られた。関わりを増やせるような活動を取り入れていくと、お互いが自然に助け合ったり、遊びを深めたりと姿が見られた。

・環境

集中して遊びが深まるようにホールと4歳児の部屋で棚や扉を工夫し、環境を整えていく。レゴブロックでは、ホールと4歳児の扉を開け、机と棚を設置し、ほしいブロックを探しながら机でレゴブロックの世界が広がるように環境を作ると、3,4人の子どもたちで集中し、「ここは駐車場でキャンプできる車をおこうよ」と遊びを発展させていた。

・言葉

席替えをし、同じグループの子どもたちでグループ名を考える。はじめはどうしたらいいかわからなく戸惑う様子が見られていたが、5歳児に「どう決めたか」説明をしてもらうと、一人はみんなで話し合い、みんなが納得するグループ名にしたと教えてくれ、もう一人は決めた日に休みの子どもがいてその子が好きなものをグループ名にしたと教えてくれた。その後、各グループで話し合い、「〇〇と〇〇を合わせようよ!」と友だちの意見を聞き入れながら話合いを進め、グループ名を決めた。

・表現

お別れ会にて、卒園児にアイロンビーズで作ったペンダントと歌をプレゼントする。アイロンビーズでは初めて行う子どもが多く、様々な色の違いを感じているようだった。「このピンクはふわふわしてるね」「サラッとした緑だね」と色の違いを自分の言葉で表現していた。また、お別れ会で「またね」を歌い、5歳児の担任が涙する姿を見て、「僕たちが上手だったから〇〇先生泣いちゃったんだよ」と嬉しそうに話していた。…

3歳すみれ組2023年度3月のまとめ

健康

ゆり組に上がるにあたって、給食に箸を取り入れていった。保育室に箸の練習ができる玩具を置き、興味のある子を誘い一緒に練習をした。初めはつかむことが難しい子も、保育士と一緒にしていく中でコツをつかみ上手になっていった。数名は給食で箸を使うようになり、その姿を見て「やってみたい!」とやる気を出す子もいた。

人間関係

ひまわり組に渡す花束制作をした。今までの制作と違い今回はプレゼントするものだということで、より丁寧に作る姿が見られた。また、その花束に仲良しグループで一緒だったひまわりさんへのメッセージを綴った。それぞれが渡す相手のこと思って保育士と一緒にメッセージを考えていった。お別れの会では「ありがとう」の言葉と一緒に花束を渡した。

環境

進級に伴い移行保育で数日間、ゆり組の部屋で過ごした。登園する際、いつもと違う部屋で困惑する姿も少し見られたが、皆すぐに慣れ、目新しい玩具に夢中で遊んでいた。生活する環境も変わりもうすぐでゆり組になることに期待を持つ声も聞こえるようになった。年度最終日には、ゆり組に向けて部屋の環境が変わっていくことにワクワクする様子が見られた。

言葉

「○〇君が△△って言ってた」「○〇ちゃんに△△なことされて嫌だった」と保育士に伝えてくれることがある。今までは相手に保育士が代弁していたが、子どもたちの発達に伴い「○〇って伝えてみたら?」「そういう時は○〇をやめてって言ってみたら?」と子どもたち同士の声のかけ方を伝えていった。そうすることで保育士が代弁しなくとも子どもたち同士で伝えあい解決する姿が見られた。

表現

ひまわり組のお別れ会に向けて「にじ」を朝の会で歌い始めた。子どもたちは歌詞を覚えるのが速く、元気に歌っていた。その中でがなり声のように歌う子もいた。今回は相手に送る歌なので、どの様な声がいいか問いかけるとともに、優しい歌声で歌う姿を見せた。するとがなり声で歌う子はいなくなり、上手にお別れ会では歌っていた。…

2歳ちゅうりっぷ組2023年度3月のまとめ

健康

季節の変化のなかで、花粉症により鼻水や目のかゆみなどが見られたが、戸外活動で元気に身体を動かす姿が見られていた。公園では「むっくりくまさん」や「今年の牡丹」などの
伝承遊びを全身を使って楽しんでいた。給食ではあまり食べなかった野菜を保育士等に励まされながら食べるようとする姿が見られていた。

人間関係

友だちと一緒の遊びをするなかで同じ玩具を使いたいと取り合いになる様子が見られたが、「まっててね」「あとでかして」と自分の気持ちを言葉にして伝える姿が見られていた。公園につくと友だちに「むっこりくまさんしよ!」「むしさんいっしょにさがそう」と遊びに誘って楽しむ姿が見られていた。

環境

新しいクラスへの進級に向けて教室でも上履きを履いたり、リュックから自分の着替えを出して自分で着替える姿が見られた。トイレなど保育士等の声掛けで子どもたちも動くことができていた。すみれ組のお兄さんお姉さんと関わる機会を作り進級に期待を持たせるようにしていく。

言葉

嫌なことにぶつかった時に保育士に「なにをしたかったからいやだったのか」を保育士に伝えられるようになってくる。保育士が仲立ちに入り「どうしたらともだちがうれしいか」
「どうしたらおもちゃをかしてくれるのか」を継続的に伝えてきたことから子ども同士で言葉を見つけて伝えている姿が見られていた。

表現

絵本や紙芝居が大好きなので様ざまな種類を用意し、また、子どもたちのリクエストに答えるようにしたが、一人一人が物語の世界を楽しんでいる様子が見られた。制作も大好きなので、ひな祭り制作やマーブリング、ぬりえ、シール貼り、折り紙など興味を持ち、集中して行う様子が見られた。ハサミの使用は、安全面に十分配慮しながら進めたが、直線切りは、とても集中して取り組んでいた。…

1歳もも組2023年度3月のまとめ

健康

発熱で数日欠席や早退が数名、鼻水や目ヤニがでる子がいた。1名にインフルエンザ発症し、最終日29(金)に登園再開となる。手洗いの際には袖をまくりあげて石鹸でしっかりと洗うことができてきた。午睡は入眠に時間がかかる子もいるが、概ね布団に入るとしばらくして眠りにつく。給食は全体的におかわりをしてよく食べ、残食が少ない。よく遊び、お腹が満たされ午睡時間もしっかりととれていた。

人間関系

クラスの友だちと遊ぶ中で言葉のやりとりが盛んになっている。仲間意識も高まり「いれて」「いいよ」から「○○くんはいいよ」「○○くんはだめ」という場面もみられる。一人一人の状況をよく捉え、その思いを受け止めながら関わっていくようにした。ちゅうりっぷ組と合同散歩をした。普段同じクラス同士だと手つなぎをしたがらない子が、お姉さんお兄さんだと手をつなぎ、しっかりと歩く姿もみられた。子どもが異年齢の子どもの存在を感じ、互いに関わりを楽しめるように援助していった。

環境

3月27日(木)から移行保育が開始され、ちゅうりっぷ組での活動となる。環境の変化で朝保育室に登園の際、少し戸惑う子もいたが、子どもたちが遊びを楽しめるよう室内環境や棚のレイアウトを工夫した。進級に向けて安心して過ごすことのできる環境づくりにつとめた。

言葉

3月末で転園となる子2名のお別れ会を行った。保育士が4月から新しい保育園へいくことを子どもたちに伝え「一緒に過ごすことができるのがあと少しでさみしいけど、たくさん遊んで思い出を作ろうね。」と話すと「そっかー」「うん、わかった!」といった言葉がみられた。ホワイトボードシアターで「小さな世界」を絵と歌詞をみながら一緒に歌った。保育士や友だちとの言葉のやりとりをする経験を通して、言葉の意味するものや話されたことの内容を徐々に理解するようになり、言葉で伝え合うことの喜びや言葉による心を通わせる楽しさを味わえた。

表現

よく歌う『はたらくくるま』に加え、『ねこふんじゃった』や『おべんとうバス』の歌をとり入れた。絵本やホワイトボードシアターで歌うと子どもたちも口ずさみ、保育士等と一緒に身振りをいれて楽しむ。ディズニー手遊び歌も好きで最後のフレーズ「ごーとごーをあわせると、ミッキマウス×3♪」で両手をパーにして頭の上で「ミッキー!」といってポーズをとる子どもたちの姿が表情豊かで、イメージをふくらませて表現を楽しむ姿がみられた。…

0歳たんぽぽ組2023年度3月のまとめ

健康

寒暖差があったが、大きく体調を崩すことなく過ごすことができた。手を洗う時に「袖をめくろうね」と言うと、自分で袖をめくるようになった。玩具の片付けや靴下や靴を履こうとしたり、脱いだりと身の回りのことに挑戦する姿が増えた。子どもが興味を示した時はじっくり取り組めるように、時間と場所を作り、見守りながら援助した。食事が終わると、自分の布団に横になり、保育士等がそばにつくと眠りにつく。途中で目が覚めても保育士等を確認すると再び眠りにつく。安心した環境の下で生活リズムが定着した。

人間関係

散歩のときに、交代で保育士と手をつなぎ歩いて散歩をするようになった。「散歩にいこう」と声をかけると、自ら保育士等や友だちと手を繋ぐようになった。お部屋では『さんぽ』の曲を流すと手を繋ごうと保育士等や友だちに手を差し出し、繋ごうとする。
また友だちと一緒にアヒルやワニのプルトイを引っ張ってお散歩ごっこをしたり、車を走らせたりと仲良く遊ぶ姿が増えた。ニコニコ笑い合い、時には喃語でおしゃべりしながら遊んでいる。一方で自己主張が強くなり、押したり服をひっぱったりとトラブルも増えている。「押すのはいやだよ」「これがほしかったの?貸してって言おうね」思いを汲み取りながら、言葉で伝えることができるように仲立ちしている。

環境

運動の発達が著しい。階段を立ったまま上り下りをできるようなった。上手にバランスを取りソフトブロックで作った凸凹の一本橋を渡ったり、高いところからジャンプしたりと動きが活発になった。公園の築山に駆け上がり、下りる時は転ばないようにとゆっくり足を進ませる。体幹がしっかりし体の使い方が上手になった。
公園や散歩途中の軒先に咲く花などの植物を見つけると「ハナ」「はっぱ」と関心を示す。触ろうとする時には、一緒に触れ合い「優しくね」「この葉っぱ、柔らかいね」「お花、いい匂いがするね」と声をかけた。

言葉

散歩途中や絵本などで車を見つけた時、今までは全て『くるま』や『ブーブー』だったが、『バス』『救急車』など種類別に呼ぶようになった。絵本と玩具を交互に指差し「一緒」ともいう。また、友だちを指差し「これ(は?)」と言い、保育士等が「○○君だね」と答えると、“うん、うん”と頷き、また別の子を指差し「これ(は?)」と尋ね、やり取りを楽しむ。友だちの名前を呼んで話しかける子もいる。人や物の名前に興味を持ち、“知りたい”気持ちが高まっている。

表現

大きな模造紙にみんなでお絵描きをした。「どんな色がいい?」と好きな色を一本ずつ選んで描く。色を変えたいときは使っていたクレヨンを戻し、次の色を選んでいた。クレヨンをしっかりと握る。鉛筆持ちで持つ子もいる。丸や線を思い思いに描いて楽しんでいた。…

5歳ひまわり組2023年度2月のまとめ

健康

就学に向けて、ハンカチやティッシュを持ってくるように家庭に協力をお願いした。自分自身で持ってきたハンカチやティッシュを使うことがうれしいようで、持ち物の管理への意識も高まった。
午睡がなくなったことで、午後に疲れが見られる子がいた。ゆっくりと遊べるように、保育室内にゴザを用意し、そのうえで寝転がったり、穏やかに絵本が読めたりできるようスペースを作った。

人間関係

卒園式の練習や卒園文集の制作を行う中で、卒園が近いことを感じ取り、寂しそうにする姿があった。小学校が離れてしまう友だちと過ごす時間を大切にしようとしたり、一緒に過ごせる時間を喜び合ったりする姿が見られた。
友だちとの関わりの中で、意見の違いでぶつかり合う姿が見られたが、自分の意見を伝えたり、相手の意見を受け入れたりすることで、自分たちで解決できるようになってきた。

環境

雪が積もったことで、みんなで雪遊びを楽しむことができた。雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりして、思う存分雪に触れ合うことができた。
就学に向けて、より一層自分の身の回りのことへの関心が向くように、声をかけるようにした。自分たちの活動で床や机が汚れた際には声をかけていくことで、清潔にすることへの意識が向くようなってきたところである。また、自発的にホールの床をほうきで掃いたり、保育室の玩具を整理整頓したりする姿が見られるようになってきた。

言葉

クラスで児童書「エルマーのぼうけん」を数日にわたって読んだ。文章に親しみ、想像しながら楽しむことができた。また、読み終わった後にクラスで感想を発表し合った。友だちの感想を真剣に聞いたり、自分の感想を言葉にして伝える経験をすることができた。
言葉で感想を伝えるいい機会となった。卒園文集や卒園式の言葉を作る中で、1年間のことを思い出しながら、両親や園の先生たちへの感謝の気持ちを伝える言葉が自然と出てきた。

表現

節分制作では、張り子で鬼のお面を作った。昨年も張り子を使った制作をしていたこともあり、風船に紙を貼り付けるのも上手にできていた。鬼の色をそれぞれが考えて、「強い鬼だから黒にする!」「カラフルな鬼にしようかな!」と思い思いに絵具で塗ることができた。
廃材制作が盛り上がり、絵本で読んだ「ももいろのきりん」に出てくるキリンを様々な箱を組み合わせて作ったり、ギターや車など自分で工夫して作ったりする姿が見られた。

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4歳ゆり組2023年度2月のまとめ

健康

インフルエンザ等の感染症や発熱や咳といった風邪の症状により、欠席するこどもが多く、全員揃う日が少なかった。また、全体的にも咳や鼻水といった症状も多く、見られているので引き続き、感染症に留意し見守っていく。花粉症の症状を訴える子どもも増え、家庭と連携し、子どもたちの体調を見守っていく。

人間関係

5歳児のひまわり組の卒園が近づいてきたこともあり、5歳児と交流する機会が多くなった。なかよしグループで行った「きんぎょがにげた!ゲーム」では、すみれ組とひまわり組と手をつなぎ、各部屋に隠れているきんぎょを見つけ出す。最初は探す気持ちが強いがあまり、行きたい方向に向かってしまう姿が多く見られたが、徐々に「すみれ組に探しに行こう!」と声をかけ、関係を深めていた。

環境

1月からバケツやカップに水を入れ、氷に変わる実験を行った。子どもたちに「マイナスになると凍るよ」と伝えると、朝から冷える日は「天気予報で今日はマイナスになったって言ってたよ!」「今は何度なの?」と日常の中で気温を通し、数字に触れ合う姿が見られた。2月8日に水たまりとタライに氷が張り、子どもたちも嬉しそうに氷に触れていた。

言葉

3月3日のひなまつりの会にむけて、室内に「うれしいひなまつり」の歌詞を貼る。帰りの会で歌うと、その後自由遊びの時間の中で文字を書き写し、遊びに発展させる姿が見られた。また、どんぐりケーキを持って帰る際にケーキの箱を用意すると、名前を書いてみる子どもも多く遊びの中でひらがなや言葉に触れる姿が見られた。

表現

紙粘土を使用し、どんぐりケーキを作り、ひな人形制作を行う。どんぐりケーキでは、紙粘土に色を混ぜ、手で丸めたり、形を整えたり、トイレットペーパーの芯に合わせ、カップケーキのようにしたりと思い思いのケーキを作っていた。また、遠足で拾ってきたどんぐりを耳やイチゴに見立てたケーキを作っていた。…