3歳すみれ組まとめ・指導計画バックナンバー

3歳すみれ組2023年度10月のまとめ

健康

日中暑い日もまだあったが、季節が進み朝と夕方と肌寒く感じる日が増えてきた。それに伴い、子どもたちに衣服の調整を促すようにしてきた。子どもたちも「今日は長袖にする!」と自分自身で着替えを進める子もいた。また、長袖の衣服を増やしてもらったり、着替えのストックの確認をお願いしたりするなど、各家庭への呼びかけを行ってきた。子どもたち自身も「今日は少し寒いね。」と友だち同士で話す姿が見られ、季節の変化を感じているようだった。衣服の着脱では、自ら進んで着替えを行う姿がより一層見られるようになってきた。

人間関係

運動会を経て、一緒に同じ活動をする喜びを味わい楽しさを共有することで、より一層友だちとの仲が深まったように思った。しかし、友だちと積極的に関わりを持って遊ぶ姿が見られるようになってきた分、行動が気になってしまい、その都度注意しようとする姿が見られるようになってきたため、仲立ちしつつ、相手への思いやりが持てるような声かけをしたり、見守ったりするよう援助した。

環境

遠足に行く道の途中で金木犀の匂いに気が付き、「良い匂いだね!」と喜んだり、公園では落ちているどんぐりをたくさん拾うなど、移り変わる季節の変化を感じることができた。また散歩で色付いた葉っぱを集めてたき火ごっこしたり、木の実や栗を使って遊ぶなど自然を取り入れたりしながら遊びを深めている姿が見られた。

言葉

文字や数字に興味を持つ子が増え、「これはなんて読むの?」と絵本を読みながら保育士に聞いたり、マグネットに書かれているひらがなや数字を並べて楽しむ様子が見られた。そのため手遊びで数字を取り入れるようにした。絵本や紙芝居では、物語を集中して見聞きする姿がより一層見られるようになってきた。子どもたちの興味・関心を広げられるよう今後も活動を工夫していく。

表現

山の音楽家などの季節の歌を友だちの顔を見ながら、嬉しそうに口ずさむ姿が見られたので、活動で歌に触れる機会を作るようにした。ハロウィンの制作ではちぎり絵のバックを作った。ティッシュ箱に手にちぎった折り紙をのりで張って作った。当日はおばけと魔女に仮装をし、制作で作ったバックを肩にかけて、覚えていった合言葉の『トリックオアトリート!』を言って園長先生からお菓子をもらっていた。仮装して変身したことを喜んでいて、保護者がお迎えに来た際には嬉しそうに見せる様子が見られた。…

2歳ちゅーりっぷ組2023年度10月のまとめ

健康

着替えや排泄、散歩支度など、自分でできることを積極的にやってみようとする姿が多く見られるようになってきた。目を輝かせながら取り組み、できると「せんせいみて」「できた」と嬉しそうにしていた。個々の動きを見守り、子どもが困った時にはいつでもすぐに対応できるようにしていく。

人間関係

「こっちにきて」「〇〇ちゃんいっしょにあそぼう」と気の合う友だちを誘い合い、一緒を楽しみながら遊ぶようになってきた。遊びの中でペアを作ったり、「だいじょうぶ?」と気にかけたりして子ども同士のやり取りが深まってきた。その分トラブルも起こるが、その都度保育士等の仲立ちの中で思いを言葉で伝えあえるようになってきた。

環境

木の実や葉を拾い、眺めたり匂ったりして秋の自然物に触れ戸外遊びを楽しんだ。「よくみたらこっちはおおきくてまあるいね」と大きさや形を比べて見たり数を数えようとしたりして遊びが広がってきた。長い距離も歩けるようになってきているので、今後も安全な環境を整えて戸外遊びが十分楽しめるようにしていく。

言葉

生活に必要な言葉を少しずつ覚え、発し、簡単なごっこ遊びを楽しんでいた。「いっしょにやろうか」「これもどうぞ」「じゅんばんね」「さきにかしてあげるね」「どっちにする?」と言葉を交わしながら関わることが増えてきた。一方的ではなく、言葉のやりとりが活発になってきているので今後も子どもたちにわかりやすい言葉遣いを心掛け、言葉のやりとりがより楽しめるようにしていく。

表現

絵の具を使って木を表現した。子どもたちは好きな色を2色選び、混ぜると色が徐々に変わっていく様子を目を輝かせながら見ていた。また、ハロウィン制作では子どもたちの大好きな『おばけなんてないさ』の絵本から、風船に好きなように顔のパーツを貼りオバケを作った。あえて目を上下に貼ったり、口の向きを変えたりして楽しみながら取り組んでいた子どもたちであった。…

1歳もも組2023年度10月のまとめ

健康

生活の節目にオムツ替えをしているがオムツが濡れていない子もいるので少しずつ排尿の間隔が長くなってきている子がいるのを感じる。着替えなどは自分で行うように促すと初めは自分でしようとするが途中でズボンに足が引っかかって入らなかったり、上手く袖に腕が通せなかったりなど中々スムーズに出来ないこともあるが、意欲が薄れないように声掛けをして、出来た時には一緒に喜び合うようにした。

人間関係

友だちの関わりの中で、簡単なしぐさや言葉で自分の思いを伝え友だちの関わり方を知る子もいれば、伝えられずすぐに玩具を奪って手や嚙みつきが出てしまう姿も多く見られた。姿も多く見られた。
手や嚙みつきが出てしまった時には友だちの気持ちを知らせて、してはいけない事を伝えていくようにした。

環境

今年の残暑は10月初旬まで残り10月でも半袖で散歩に出る日が多かった。
中旬以降ようやく涼しくなり公園への散歩も汗をかかなくなり風を感じて走ったり
する事もできた。
公園には、ハナミズキの赤い実やシャリンバイの紫の実、きのこなども生え出していて大切に拾って見せに来てくれる子どももいる。一緒に身近な秋を楽しんでいった。

言葉

二語文をしっかり話し自分の気持ちを伝えられる子もいれば、身振りや「あーあー」などの片言で自分の思いを伝えようとする子もいる。
保育者は簡単な言葉のやり取りをしながら仲立ちをして、その場に合った言葉を知らせたりゆっくりと繰り返して発語を促すようにした。

表現

『地球をどんどん』や『君はできるかな?』などのCDをかけると保育士と一緒に踊ったり、はいはいをして進んだり、猫やゴリラなどの動物の真似を全力でする姿がみられる。
「すごい、そっくりだね。」と褒めると増々張り切って表現してくれる。手遊びや体の部位を動かせるものを取り入れて、室内でも体を動かせるようにして過ごせた。…

0歳たんぽぽ組2023年度10月のまとめ

健康

気温差により、鼻水の症状が続く子が多い。鼻水が出た時は「きれいにしようね」と優しく声をかけ、こまめに拭き取り気持ち良さが感じられるようにしていく。また、乾燥で肌がかぶれやすい子にはワセリンを塗って対応した。
食事が運ばれて来ると、手を叩いて嬉しそうにしたり、テーブルのある場所に向かって行ったりしている姿が見られる。ほとんどの子が食べるのに意欲的で手掴みやスプーンで食べる姿が見られる。一人一人に合わせて、言葉かけをしながらさりげなく援助し、楽しい雰囲気で食事ができるようにしていく

人間関係

自我の芽生えが始まり、友だちと一緒に遊びたいという姿が見られる。友だちの持っている玩具が欲しくて取り合いになる場面では保育士等が「見せて」「一緒に触らせてね」と言葉を代弁しながら仲立ちをし、友だちとの遊びが楽しく関われるようにした。また、激しい人見知りをする子はいなく、他のクラスの担任と関わる機会が増え、嬉しそうに遊ぶ様子も見られている。

環境

好奇心旺盛で様々な物に興味を示し、触れて見ようとする。室内では着替えの服やオムツをしまってある引き出しから中身を出してしまったり、時に玩具を放り投げてしまったりすることもある。保育士等は子どもの活発な探索活動が、豊かな感覚や感性を促していくことに留意し、安全で活動しやすいように環境を整えていくようにしていく。
歩けるようになった子が増えた。もともと歩ける子は安定してきて、走ったりすることができるようになった。戸外に行くといつもの公園でも日々行動範囲が広がっていき、行きたい場所に積極的に動いて行っている。危険のないように保育士等の立ち位置に気を付けながら見守っていく。

言葉

先月同様、喃語を発して自分の思いを伝えようとしたり、保育士等とのコミュニケーションを取ろうとしたりする姿が見られる。また、絵本や紙芝居を読むと「まんまん」や「あった」「ばぁ~」などの発語も増えている。
お友だちが何かをすると「うーうー」「あーあー」などと言って話しかるようなしぐさも見られる。子どもの言葉に同調して「こうしたかったね。」と言葉をかけたりすると相槌をして応えてくれる子もいる。

表現

自分の思いを喃語や身振り手振りで表現できる子が増えてきた。保育士等が言葉にするとうなずいたり首を振ったりしてきて、コミュニケーションをとっている。
絵本に興味を示し、お気に入りの絵本を保育士等が読み聞かせをすると、自然と集まり、呼びかける場面では「はーい」と手を挙げて楽しむ姿もあった。……

5歳ひまわり組2023年度9月のまとめ

健康

9月に入ってからも暑さの厳しい日が続き、戸外に出て体を動かすことが難しかった。そのため、運動会に向けての活動では、ホールを使って縄跳びや竹馬をして体を動かした。引き続き熱中症対策のために、細めに水分を摂るよう声をかけた。子どもたち自身も積極的に水分を摂ろうとする姿があった。
9月の後半になると、少しずつ過ごしやすい気候に変化していったので、戸外で過ごせる時間が増えていった。

人間関係

運動会に向けての活動を行っていく中で、友だちが縄跳びや竹馬がうまくできた時には褒め合ったり、応援し合ったりする姿が見られた。また、リレーや荒馬を通して仲間の大切さや、協力することの楽しさを味わうことができた。一つの目標に向かってみんなで協力することで、クラスとしての絆が深まってきたと感じた。
また、運動を通して、得意な事や苦手な事は人それぞれであることを知り、集団競技では補い合うことの大切さを感じ、相手への思いやりを持って接する姿も見られるようになっていった。

環境

少しずつ戸外で遊ぶ時間が増えたことで、コオロギを捕まえて観察したり、公園で栗を見つけて遊びに使ったりして、季節の変化を感じることができた。また、日が落ちる早さに気が付いたり、うろこ雲を見つけて季節の変化を感じ取ったりして、友だちや保育者と共有していた。
じっくりと室内遊びができるように、子どもたちと話し合いながら環境を整えた。子どもたち自身でも整理整頓の意識が高まり、進んで絵本棚の整理をしたり、ブロックの仕分けをしたりしていた。

言葉

友だちへの気持ちの伝え方や言葉の選び方、相手の気持ちを聞く姿勢や話し合う大切さを考えられるよう、人間関係に関する絵本や紙芝居を読んだ。また、考え方や感じ方は人それぞれ違うことを伝えながら、一人一人の気持ちを受け止め共感しつつ、相手との違いを認め合えるよう促していった。言い争いになったり、他児の事を指摘したりすることも多いが、その言い方でいいかな、自分が言われたらどう感じるかな、と問いかけ、友だちとの関わりを見つめなおし、良い関係を気付くために大切なことを伝えるようにした。

表現

運動会に向けて「荒馬」という表現(ダンス)を行った。力強いステップで馬を表現し、笛や太鼓の音に合わせて体を動かすことの楽しさを知った。
運動会の入場門作りでは、自画像を描いた。自分の顔を鏡で観察し、瞳の色や髪の色など確認しながら描いた。
絵画活動を楽しんできたことにより、以前よりも大きくのびのびと、自信を持って描く姿が見られた。…

4歳ゆり組2023年度9月のまとめ

健康

大きな感染症にかかることなく、元気に過ごす子どもが多く見られたが、近くの保育施設で感染症が流行っているので、今後も十分留意し、様子を見守っていく。運動会に向けて、外で体を動かす姿が全体的に増えた。鉄棒やはしご渡りなど様々な種目で、体の使い方を知り、活用する姿が見られた。

人間関係

2歳児と合同散歩でにしはら公園に行く。「車の方をゆりが歩くんだよね」「ゆっくり歩かないとね」と子ども同士で確認しながら、リードする姿が見られた。公園では、靴が脱げた2歳児に声をかけ、履くのを手伝ってあげたり、「これほしいの?あげる!」と木の実をプレゼントしたりと、気にかけ、2歳児や保育者に「ありがとう」と声をかけられると、嬉しそうな表情が見られた。

環境

運動会に向けて、暑い日でも活動できるように室内で鉄棒や一本橋の練習を行えるように、環境を整える。全体活動だけでなく、自由遊びの中でも取り入れると、友だちと声を掛け合いながら楽しむ姿が見られた。また、運動会の練習を行う際に、他クラスにも声をかけてお客さん役になってもらうと、普段とは違う環境に驚きながらも、拍手をもらうと嬉しそうにしていた。

言葉

ごっこ遊びの中で友だちと言葉を介して遊ぶ姿が増えてきている。また、制作した作品や構成遊びによりできた作品を使用し、遊びを発展させている。その中で思いが通らなかったときに、強い口調で思いを伝えようとする姿も見られる。今後は、全体活動の中で、紙芝居やペープサートなどを使用し、同じ状況を作り出し、言葉で伝える方法を伝えていく。

表現

運動会で発表するパラバルーンをビデオで撮影し、クラス全体で見てみると、「ふわぁって空気は入っているね」「大きなきのこみたい!」「鉛筆みたいにとんがっているね」と嬉しそうに思い思いの表現を伝えていた。また、ようかいしりとりのお面作りでは、「くらげのひのたまは赤色なんだ」と友だちと会話を楽しみながら制作していた。…

3歳すみれ組2023年度9月のまとめ

健康

プールは終わったが、暑い日が続くためシャワーを続けて行った。戸外で遊び汗をかくと、「シャワーしたい!」と保育士に声をかける姿が見られた。シャワーが始まった6月に比べ衣服を脱ぐなどの準備が上手になっていた。保育士がタオルで体をふくと、残ったところを自ら拭く姿も見られた。

人間関係

9月から新入園児が2名入り、すみれ組は20名になった。2名とも緊張はすぐ解け、クラスになじんでいた。新入園児の名前を覚え、呼ぶ姿が見られた。「ここに入れるんだよ」と髪ゴムをしまう場所を伝えたり、散歩では一緒に手をつなぎ歩いたりすることもあった。

環境

9月半ばから気温が落ち着き、散歩で公園に行きやすい日が多くなった。公園では秋の季節も多く見ることができた。様々な色の花が咲きコップや袋に集めたり、栗を拾ったりする姿も見られた。保育士が、足を使い栗を開けていると「やってみたい!」と子どもたちも頑張って開ける姿が見られた。取れた栗は少なかったが、「見して」「貸して」と友だち同士で上手に関わっていた。

言葉

絵本や紙芝居の読み聞かせ、朝の会の話の中で「なんで?」「どうして?」という言葉が増えてきた。疑問に思うことから探求心に繋がるので納得のいくように答えていった。また、話し中に聞く子もいたので、「話が終わったらね」と伝え、聞くタイミングを伝え、疑問に思ったことを必ず答えるようにしていった。

表現

9月30日の運動会に向けて、ダンス「ジャンボリミッキー」を遊びの中に取り入れて活動をしていった。はじめは保育士の動きを見ていた子もだんだんと踊れるようになり、「ジャンボリミッキー踊りたい!」と子どもの方から声が上がるようになった。運動会が近くなり、衣装を着るとよりやる気も出て楽しそうに踊っていた。日常生活の中での歌を口ずさみ踊る姿が見られた。…

2歳ちゅーりっぷ組2023年度9月のまとめ

健康

子どもたちが、自分からトイレに行ける子が増えてきた。パンツで過ごす子も増えてきた。できた時には「せんせいでた」と嬉しそうに声をかけてくる。その時には、「すごいね!」と保育者が声をかける。できた時には大いに褒めてあげる。できない時には「でなかった」と話をしてくる。その時には「トイレに座れてえらかったね!次は出るといいね!」保育者が次に期待が出来る声かけをしていく。

人間関係

散歩の時に靴がなかなか履けない子に友だちの靴を履かせてあげたりする姿が見られた。困っているお友だちを助けてあげたいという気持ちがでてきた。自分が靴がなかなか履けない時に他のお友だちに履かせてもらっていた子だった。保育者が優しい気持ちを大切にし、大いに褒めることクラスに友だちを思いやる気持ちが浸透するようにしていく。

環境

天気の良い日が続き公園へ散歩に出かけた。
公園の中で、落ちていたどんぐりを拾う。「いっぱいひろたよ」と話すと他園の子に「どんぐりあげる」と言っておすそわけをしてくれて「ありがとう」と言われるととっても嬉しそうにしていた。子ども同士で「カマキリいたよ」と声をかけ合って、公園にいる生き物にも命があることに気づいてくる。

言葉

子どもたち同士での話をする姿よく見られる。公園に散歩に行った際は「おはながさいてる」「あっちにむしがいるよ」など遊びの中での言葉が飛び交う。「ごめんね」「ありがとう」を自分で言えるようになった子が増えてくる。まだ自分で上手く伝えられない子には、保育者が仲立ちに入り適切な言葉を伝える。読み聞かせで聞いた紙芝居や絵本のセリフを、おままごとの中で「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と場面にあわせて言葉にして使っている。

表現

山の音楽家の歌に振りをつけて大きな声で歌い楽しんでいる姿が見られた。
ハロウィン制作では風船にそれぞれ制作する。自分の好きなところにおばけの目・口のパーツをつけて制作する。それぞれ個性のある素敵なおばけの顔ができた。お互いに制作したかおばけを見せ合って「かわいいね」「このおばけ〇〇ちゃんの?」と伝えていた。…

1歳もも組2023年度9月のまとめ

健康

鼻水や咳が出る子がいたが、発熱での欠席が1名。先月休んだ子も今月は元気に登園する。暑い日が続くなか気温差もあり、連休前後に「軟便」や「下痢」症状の子が目立った。水遊びは前半で終了し、汗をかいた日はシャワーで体を清潔に保ち、快適に過ごせるようにした。気温と子どもの体調をみながら戸外活動を再開していった。疲れがみられた日は室内でゆっくりと過ごせるよう休息をとり、こまめな水分補給を心がけた。子どもの動きが活発になっているので怪我のないよう見守った。

人間関係

友だちの名前を呼び合ったり、一緒に歌ったり、手をつないで歩いたりする姿がみられた。一人遊びが多かった子も「いないいないばあ」をし合い、やりとりを楽しむ姿もみられ、友だちとの関わりが増えてきた。同時に一人一人の主張も強くなり、友だちのことを押したり物の取り合いになる場面も目立つので、保育士が傍について仲立ちしながら一緒に楽しめるようにした。

環境

保育室での自由遊びでは、子どもが飽きてしまわないよう玩具を入れ替えたり、体操をとり入れたりしながら環境構成を工夫した。先月用意したキッチンパネルのおままごとも楽しんでいる。レゴブロックやチェーンを活用し、子どもが野菜や麺に見立てて遊べるよう配置を工夫した。子どもの興味関心の高い乗り物や動物の絵本図鑑の冊数を増やし、一人一人が落ち着いて絵本を楽しめるようにした。

言葉

発語が増えている。指さしや身振りで表現していた子が片言を話すようになった。又、「ありさん、いた」「こっち、きて!」と二語文を話す子、園庭で「てんとう虫」を見つけた後、昆虫図鑑を指さし「てんとう虫、いたね~」と話す子、まだ発音ははっきりしていないが「〇〇ちゃんとママとパパとしんかんせんに乗った」と乗り物の絵本をみながら話す子がいた。大人の口調も模倣する時期、正しい言葉遣いと丁寧な語りかけで、語彙の数が増えていけるよう、絵本を通して沢山の言葉に積極的に触れさせてあげるようにしていった。

表現

戸外遊びで秋の自然物に触れ、木の実や落ち葉に目を輝かせながら手にとっていた。落ち葉に2つ穴をあけ目をつくってあげると「お顔~」と言ってお面に見立て、顔に近づけ覗いて
みたり、嬉しそうに友だちと見せ合いっこをしたりしていた。落ち葉をかぶっている帽子の上にのせ、葉っぱがひらひらと舞い落ちる様子を友だちと楽しんでいた。…

0歳たんぽぽ組2023年度9月のまとめ

健康

歩行ができる子が増えた。まだの子もハイハイで移動し、棚などにつかまって立ち上がり、伝い歩きを楽しむ。手を離してひとり立ちする姿もある。戸外では今までシートから出ようとしなかった子もシートから出て、意欲的に探索活動を楽しむようになった。
体力がついてきて、誰も午前寝しない日が多くなった。その分、午睡時間にぐっすりまとまって眠るようになった。
自分で食べたい気持ちが膨らみ、食具を持ちたがり、小皿に食材を乗せるとスプーンですくい、口へと運ぶ姿もある。手掴みでもよく食べている。自分でコップを持ち、飲もうとする。意欲的に食べようとする姿を認め、声かけした。

人間関係

友だちの後をついて行ったり、トンネル遊びをしている友だちの顔を覗き込んで「ばあ」と笑顔で語りかけたり、持っている玩具を“どうぞ”と渡したりと、一緒に同じ遊びをすることを喜んでいる。友だちが持っている玩具を欲しがり、取ってしまいトラブルになることがあるので、同じ玩具を複数そろえた。そして「これはお友だちが遊んでいるよ。同じ玩具で遊びたいんだね。こっちにもあるよ。」などと子どもの気持ちを代弁しながら仲介した。

環境

おやつや食事の時間になると、自分で石鹸を出して手を洗おうとしたり、ペーパータオルを取り、濡れた手を拭く。そして椅子に座って、エプロンを付けようとする姿がある。生活習慣が身についてきている。
着脱の際、保育士等の言葉に応じて腕を自分で通そうとしたり、頭から脱ごうとしたりと、身の回りのことを自分でしようとする姿が出てきた。

言葉

高月齢児は「バイバイ」「あった」「せんせい」など、喃語から意味のある言葉を発するようになってきている。低月齢児も保育士等の話をじーっと聞いたり、「うん、うん」と頷いたり、理解しているような表情をする。また喃語を盛んに発して、保育士等や友だちに話かけたり、仕草や表情で思いを伝えようとする。「これで遊びたいのね」「○○したいのね」と子どもも思いを汲み取り、代弁した。“伝わった”喜びから、言葉を発することへの意欲へと促していく。

表現

絵の具を使った制作をした。保育士が準備を始めると、“今日は何をするの?やりたい、やりたい!”と集まってくる。絵の具の入ったパレットに手を伸ばし、絵の具を触り、にぎにぎと、感触を楽しむ。保育士がその手を画用紙の上に載せると画用紙に色がつく様子を見て、目を輝かせて楽しんでいた。…