5歳ひまわり組2022年度8月のまとめ

健康

天候がいい日が続き、プール活動が例年に比べてたくさん行うことができた。プール活動では始まる前に立てた目標を意識し、潜ることや泳げるようになることに対して頑張る様子が見られた。プールを習っている子が多く、クロールや平泳ぎを披露し、憧れて泳げるようになりたいと思う子が多かった。プール活動を通し、全身を使ってのびのびと遊ぶことができた。来月は運動会に向けて、竹馬・鉄棒・縄跳びの活動を取り入れて、一人一人の運動能力や体の使い方を向上できるよう援助していきたい。

人間関係

夏休みで毎日休みが多かったこともあり、いつも遊んでいるグループや友達だけでなく、関わりが少ない子とも遊ぶ様子が見られ、そこで新しい友達関係が生まれたことで、人間関係がより広がったように思う。しかし子どもたち同士の関係性によっては、発言力の違いや伝え方が原因でトラブルがあった。そのような場面では子どもたち同士の関係性を踏まえながら丁寧に仲立ちをしていった。お互いの思いのぶつかり合いがあっても、相手の良さに気が付くことから、相手の思いを受け入れることへとつながり、より友達関係が深まるように援助していく。

言葉

ハガキの書き方と古くからの伝統の慣習を伝える機会として、産休中の職員へ暑中見舞いを作成した。子どもたちにどのような言葉で伝えると相手が喜ぶかを投げかけると、子どもたちから「赤ちゃんの名前は何ですか」「赤ちゃんは元気ですか」という意見がでてきた。平仮名表を見ながら書く子や友だちに教えてもらいながら取り組む子など様々であったが、全員が一生懸命に取り組み、思いをこめて丁寧に字を書く姿が見られた。これからも言葉の使い方や言葉の美しさを生活の中で子どもたち自身が見つけられるようにしていく。

環境

生活の節目として、自分たちで引き出しやロッカーの整理整頓をした。行う中で、何が必要かどのように並べたら見やすいかを考えながら行うようにした。繰りかえし行うことで、少しずつ意識するようになり、物を入れる際に綺麗に入れる様子が見られた。身のまわりをきれいに飾る心地よさを感じ、「整理整頓って気持ちいいね」という子どもたちの声も聞かれたので、来月も継続して様子を見ていき、小学校に向けて自分の身の回りのことが見通しを持って行うことができるよう援助していく。

表現

夏祭りの盆踊りで使用するうちわの飾りで、ひまわりの切り絵を作った。はさみの切りこみと折り紙の工程が難しく、挑戦する制作になった。そのため、たっぷりと活動時間を取ることで余裕を持てるようにし、制作を行った。個々のはさみのレベルに差があり難しそうにしている子に対しては、自分の力で完成できるようにその子にとっての必要な援助を考えながら進めた。一生懸命に取りかかり、完成すると達成感が見られ、とても喜んでいる姿が印象的だった。

 

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