5歳ひまわり組2022年度7月のまとめ

健康

6月の後半からぐっと気温が上がり、夏らしい暑い日が続き、プールに入る日数を週4日に増やしたことで例年よりたくさんプールに入れて喜んでいた。プールが始まっても体調崩すことなく過ごせているが、家族内に新型コロナウイルスに罹る家庭もいたため、食事や午睡時などのマスクしてない時間は特に注意を払った。熱中症の予防のためと、決まった時間の水分補給やうがいなどをおろそかにしないよう、担任が把握し呼びかけを繰り返すことで全員が率先して行うようになった。今月から給食当番におやつの配膳を加え、気を付けながら牛乳やお茶を注ぐこともしている。

人間関係

グループ変えをした際、仲のいい子が同じグループだと喜んでいた姿が見られた。グループ名を決める場面では、4月に比べてみんなで話し合って決める意識が強く、「どうしようか」「何がいい?」と中心になって話を進める子、「○○がいい」と意見をいう子がいる中で、話が進むにつれ、全員が納得した答えを導けるように話し合えたグループが多かった。その中で、自分の意見を貫く子がいてなかなか決まらないグループもあったが、子ども間で折り合いをつけ、自然とまとまった。この活動を通し、それぞれの人間関係が構築された中で、きちんと意見を言い、また折り合いがつけられるようになった個人の成長が見られてよかった。

環境

苗で育てていた野菜とハーブをみんなで収穫し、ピザ作りを行った。ピザは餃子の皮に好きな野菜や具材をのせて作った。オーブンで焼き上がったピザを見て、歓声が起こり、実際に食べると「とてもおいしい!」という声が多かった。野菜が苦手な子も積極的に挑戦し、食べられた喜びを一緒に共有した。

園庭で見つけたコオロギやダンゴムシを虫かごに入れ、「エサは何を食べるかな」と話しながらみんなで調べるなど生き物に興味をもって育てる姿が見られた。

言葉

トラブル・ケンカになる理由が、お互いの言葉の認識の違いが多かった。そのため、受け取り方によっては、嬉しかったり悲しむこともあることを伝え、そして、不快な思いを感じさせない心地良い言葉や、やり取りの仕方を提案し子ども間で解決できるように仲立ちした。毎月の歌やお当番活動を通して日付などに触れていく中で、知らない言葉や難しい言い方をあえて知らせ、興味を持ち、知識になるように取り入れている。子どもの興味・関心を言葉や行動から拾い、どんどん深めていけるようにする。

表現

スイカを実際に用意し、絵画活動を行った。スイカの手触りや模様を観察し、黒のペンで描いた後、絵具で色を塗った。ペン描きでは、模様をよく見て描く子がいたり、想像を膨らませ、カブトムシやスイカを切った時の絵を描く子もいて、個性が表れた作品になった。始めて絵具を使うため、大小の筆の使い分けやパレットの使い方を教えて進めた。絵具では中心部分と端の方では色の濃さなどが違うことに気付き、絵具で再現している子もいて、年長らしい制作ができた。トウモロコシの皮むきも行い、夏ならではの食育や活動を来月も取り入れていく。

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