5歳ひまわり組2022年度5月のまとめ

健康

進級してすぐの頃は気持ちが不安定だった子も、新しい環境に慣れ生活リズムが整い、午睡をとれるようになり、安定してきた。春の陽気で晴れて暖かい日が多く、散歩に積極的に行き、活発に体を動かして遊んだ。給食では箸のみに移行し、不安そうにしている子にはそばで手を添えて箸の持ち方を伝えていった。また、献立を発表し、どんな食材が入っているかを知り食への意欲を高められるようにした。

人間関係

進級し、年長として身の回りのことなどがんばろうとする姿が増えた。相手を指摘したり、集団で友だちにちょっかいを出してトラブルになることがあり、保育士が前後の話しや様子をしっかり見て仲立ちをし、導いていけるようにした。異年齢児で散歩に行く機会を作り、年下に対して優しく接したり、リードする姿が見られた。

環境

園庭で男の子たちがだんご虫、こがね虫を見つけ虫カゴに入れて観察を楽しみ、公園ではバナナ氷オニをして全身を思い切り使って楽しんで遊ぶ様子が見られた。女の子たちは泥団子作りに夢中になり、「お水少しつけるといいよ」「白砂をかけるといいよ」と固い団子になるように意見を出し合っている様子が見られた。桜や菜の花など散歩道で見つけてみんなで「きれいだね」と見て楽しんだり、そして、園に持って帰り、紙コップに水と花を入れて大事そうにするなど春の自然に触れる様子が見られた。

言葉

保育室にひらがなの表を貼ったことで、表を見て書く姿が見られたり、絵本を読むことが好きな子が多く、長めの本を好んでじっくり読む子が多くいた。遊びの中で相手への言い方でケンカをすることがあり、相手にしてほしいことをどのような言葉で伝えるのか、そして、相手の合意を得られる伝え方を一緒に考えていくように関わった。人形劇を児童館に見に行き、それぞれ感想を伝える場面で、きちんと話の内容を理解して自分の気持ちを話せていた。

表現

こいのぼり制作は、格子編みに挑戦した。去年一度、遊びで経験したこともあり、手本で保育士が見せるとスムーズに進めていける子が多かった。縦・横と交互に紙を入れる制作で少し難しかったが、制作が苦手な子も「どうやってやるの?」「あってる?」と意欲的に取り組み一人で完成できるように側について進めた。子どもの日の会では、クラスの代表2名が前に立ち、自分で制作した鯉のぼりの頑張ったところを堂々と発表している姿が見られた。折り紙で風車を折ったこと、目を自分たちで丸く切ったことを挙げていた。

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