5歳ひまわり組2020年度6月のまとめ

健康

自粛期間を経て、ほぼ2か月ぶりに全員が登園。早速竹馬を始めて、「乗れるようになったよ!」と嬉しそうに見せてくれた。サッカーゴールを出すと、最初は立ちすくむ子も多かったが、次第にみんなでボールを追いかけるようになった。中当てドッジにも興味が高まり、「入れて!」と10人近くの子が参加していた。感染症予防のために午睡布団の敷き方を変更したが、「頭と頭がくっつかないようにね」と子どもたちも自覚していた。

人間関係

4,5歳合同遠足前には、ジャンケンや多数決、ふたつの候補名を合体させるなど、工夫しながらグループ名を決めていた。また「明日は遠足だから、早く寝ようよ」と自分たちで声をかけ合って午睡していた。新しい集団ゲームでは、すぐにルールを理解できず戸惑う子に、「こっちだよ」と手招きするなど、協力し合う姿も見られた。園庭の砂山に近づく乳児には、「ここは触らないでね」と優しい口調で伝えられるようになった。

環境

戸外で見つけたダンゴ虫やゾウリ虫を手作り迷路に入れて夢中になって観察していた。友だちが持ってきた幼虫を見て、「これ青虫かな? 毛虫かな?」と図鑑で調べる姿も見られた。公園でカエルの死骸を見つけると、「キャー!」と言いながらも凝視し、「小さな虫がいるけどカエルを食べるのかな?」と言い合っていた。ひまわりの種から芽が出たことにもすぐに気づくなど、生き物や植物への関心が高まってきた。

言葉

「たんたのたんてい」「ロボット・カミィ」など、絵の少ない長編本の読み聞かせも集中して楽しめるようになった。朝の挨拶や給食当番のメニュー発表もしっかり出来るようになり、人の話しに静かに耳を傾ける姿勢もとれるようになってきた。しりとりやダジャレ、回文などの言葉遊びを友だちと楽しむ機会も増えた。知らない単語は子どもと一緒に調べたり教え合ったりして、言葉に対する興味がさらに培われるようにしたい。

表現

空き箱やリボン、チラシを使った自由工作を楽しむ子が増えてきた。遠足後のお絵描きでは、「何を描けばいいか分からない」とつぶやく子が皆無になり、クレヨンと絵の具でイキイキ表現していた。お花紙で作った髪飾りを身に着けて歌い踊る女児グループ。それを見ていた男児も加わり、久しぶりにみんなでパラバルーンを楽しんだ。歌や踊り、楽器などの表現遊びが大好きな子どもたちに、今後も良質な作品を伝えていきたい。

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