5歳ひまわり組2017年度3月のまとめ

健康

散歩先であそんだ後の帰り道、「寒くなってきたから走りっこしようよ」と子ども自ら発案し、走ったり途中でストップすることを繰り返すあそびを楽しんだ。「あったかくなってきたね」「でも汗かいたから保育園に戻ったときに着替えなくちゃ」と言い合う姿があった。自分の身体や健康に関心を持ち、必要な活動をしようとする姿にたのもしさを感じた。

人間関係

馬橋カップ(サッカーの試合)の作戦タイムでは、チームごとに額を寄せ合い、地面にコートの絵を書きながら相談。友だちの提案に乗ったり反対したり、さらに良いアイデアを付け加えたりしながら団結する姿が見られた。また年中クラスとのドッジボールを子どもたちだけで楽しむようにもなり、ルールを教えてあげたりする場面も見られた。

環境

新園舎を訪問して園庭で初めての砂あそびをしたとき、「ここの砂、沖縄のにおいがする」「フワフワの砂で嬉しい!」「あれ、水にぬれると砂の感じが変わった。何であろう?」と感想を言い合っていた。土砂に触れてあそんで疑問を抱き合う姿に成長を感じるとともに、「地質」にまつわる子ども向けの図鑑や絵本などを用意しておけばよかったと反省した。

言葉

サッカーのコーチに感謝の気持ちを伝えるカードを一人一枚作ることにした。色鉛筆で絵を描くだけでなく、「いままでありがとうございました」「かっこいいからすきでした」など、自分の思いを言葉で伝える子もたくさんいた。担任も保育園最終日にみんなから手紙をもらい感動。「言葉や文字で気持ちを表すことを楽しむ」子どもたちがまぶしかった。

表現

「泣いた赤鬼」の発表間近になると、同じ役の子同士で振り付けを考えたり、衣装作りを楽しんだりしていた。また黒マーカーを用意すると、クレヨンや絵の具よりも手軽に線画を描けるからか、何枚も描き続ける子が多かった。卒園式や劇で歌った歌は、終わったあとも友だちと口ずさむ姿が見られ、歌うことの楽しさを伝えられて良かったと感じた。

食育

保育園生活最終日にクッキー作りをした。好きなクッキー型で生地をくり抜きながら、クッキー生地の材料に興味を持ち、「どんどん柔らかくなっていくね」と生地の変化に気づく子もいた。出来上がったクッキーを他のクラスにもプレゼント。「これまでありがとう。どうぞ食べてください」とお礼の言葉を添えて届けた、ステキな子どもたちだった。

育児あれこれ