4歳ゆり組2020年度7月のまとめ

健康

園の生活リズムが徐々に戻り、見通しをもって生活できるようになってきた。午睡時は布団に入って静かに身体を休められるようになり、ほとんどの子が1時間半ほど眠れるようになった。気温の変化から鼻水が出る子もいたが、大きく体調を崩すことなく登園していた。湿度が高く蒸し暑い日も多かったため、子ども達の様子や活動に合わせ、適宜シャワーをして清潔に保てるようにした。

 

人間関係

友達と遊ぶ楽しさを感じている一方、一緒に遊んでいるからこそのぶつかり合いや、物の貸し借りでトラブルになることも多かった。自分の意見や気持ちを言葉にして伝えるよう仲立ちし、相手の気持ちを知ることが出来るようにした。その上で、譲ったり、待ったりすることの必要性も知っていけるようにした。自分の意見を言うだけだった子も、少しずつ相手の話に耳を傾けたり、納得して気持ちを整えたりすることが出来るようになってきた。

 

環境

梅雨時で室内遊びの時間が多くなったため、室内の玩具やコーナーを増やし、じっくり遊べるようにした。

空き箱やペーパー芯などの廃材を使った工作コーナーを作ると、自分達で工夫しながら工作を楽しんでいた。

ホールでは、段ボールや新聞紙を使って家や基地を作り、ダイナミックな活動も楽しめていた。また、片栗粉を使ったスライム作りや、石けんを使った泡遊びなどの感触遊びもして、独特の感触や現象を味わっていた。

 

言葉

自分の意見や思いを言葉にして伝えようとする姿が増え、相手の話を聞こうとしたり、意見を出し合ったりしていた。その中で、言葉が乱暴になったり、ふさわしくない言葉を使ったりすることもある。話を聞きながら、なぜ使ってほしくないのかという理由を明確に伝えるようにし、そういった言葉を言われたらどういう気持ちになるかを考えられるような声かけをしていった。また、その場にあった声の大きさや、静かにする時間があるということを知っていけるよう、その都度丁寧に伝えるようにした。

 

表現

机上で制作をしたり、塗り絵をしたりする子が増え、じっくりと遊んでいた。また、細かい玩具を使った

構成遊びも楽しみ、作った作品を飾ったり、見せたりして喜んでいた。七夕制作では、折り紙を使って少人数ずつ制作をし、保育士のやり方見たり、話を聞いたりしながら、楽しんで作ることができた。やりたがらなかった子も、友達の作品が笹に飾られている様子を見て作りたいと言ったり、自分の作品を見せ合ったりして、七夕を楽しむことができた。

育児あれこれ