4歳ゆり組2020年度2月のまとめ

健康

外遊びや散歩時に、自分の体感温度をふまえて衣服を調節するようになってきた。また、着がえや身体測定の際に衣服をたためるようになってきた子も多く、身の回りのことを自分でやろうとしたり、身支度をしたりしている姿を認め、自信につながるよう励ましていった。また、給食時に箸を取り入れるためにお箸の修行を始め、様々な素材のものを箸で掴んで運び、使い方やマナー、姿勢などを身に付けていけるようにした。

人間関係

友だちと一緒にルールを守りながら遊んだり、互いに意見やアイデアを出したりして遊んでいた。その中で、自分本位になってしまったり、意見が食い違ったりして喧嘩になることもあるが、手が出ることは減ってきた。言葉で思いを伝えようとしたり、相手の話に耳を傾けようとしたりする姿も見られるため、仲立ちしながら関わりを見守っていった。

環境

自分で使ったものを片付けることや、丁寧に使うことなどを伝えていき、整った環境の中で生活する心地よさを感じられるようにした。また、一つの活動や遊びを完結してから次の活動に移れるよう声をかけていった。天気のいい日には外遊びや散歩の機会を増やし、園外活動の際の危険や約束を伝え、身を守ることと約束を守ることの大切さを知らせていった。

言葉

ひらがなや数字に興味を持つ子が増え、本を読んだり手紙を書いたりしていた。数字が分かるようになるとすごろくやトランプでも遊べるようになり、保育士と一緒に楽しんでいた。生活の中でも必要な言葉を理解して、聞いたり使ったりするようになってきたが、汚い言葉遣いや相手を傷つけるような言葉を言うこともあるため、その都度ふさわしくないと伝え、正しい言葉遣いや、言われて嬉しい言葉について考える機会をつくるようにした。

表現

1月に行ったお店屋さんごっこの経験を活かし、クラスでもお店屋さんごっこを行った。アイスクリーム屋さんをやろうと決め、アイスの味や店の名前をグループで話し合った。2歳児クラスの子とペアになり、一緒に買い物を楽しんだり、自分で作ったサンバイザーを付けて売り子をしたりして楽しむことができた。また、ひなまつりの制作では、和紙で格子編みをしてひな人形の着物部分を作り、紙を通す順番や色合いを考えながら制作を楽しんでいた。

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