2歳ちゅーりっぷ組2024年度7月のまとめ

健康

「水遊びに出るよ!」と言うと自分も行きたいと言う気持ちから自分で帽子を被って外へ出ようとする。この「自分でしよう」という気持ちを尊重して見守るようにしていった。
排泄は、一人一人の状態が違うので自分から「おしっこ行きたい」「ウンチ出る」と伝えられる子もいれば、お漏らしをしてしまった後、もじもじして伝えられない子もいるので、家庭での生活経験を配慮し、適切な連携を取りながら行うようにしていった。

人間関係

子どもたちが楽しく遊びをする中で、繰り返し使っている同じ玩具へのこだわりや愛情を持つようになり、他児とその遊具や玩具を巡っていざこざが起こることが多い。
保育士等は、直ぐに両方へ集団のルールや決まりを伝えたり守らせたりするのではなく、本児の気持ちや思いを十分受け止め、相手の思いもあることに気づくようにしていくことが大切だと伝えていきたい。

環境

少し涼しい日には、公園へ散歩する日もある。この時期子ども達の行動範囲が広がり、屋外での活動も活発となる。そこでダンゴムシやアリ、青虫など様々な生き物に出会い、その姿に興味関心を抱く。アリの行列をみたり、ダンゴムシを手に乗せて歩かせたり友だちに見せたり、自分も捕まえて触りたいと思ったり、ぎゅっと掴んだり、落としてしまったりすると小さいので弱ってしまったりする事を、保育士等は、生命の尊さに触れ、伝えていった。
身近にいる様々なものの生きる姿の尊重を示すことも大切だと思った。

言葉

子ども達は絵本や紙芝居が大好きで、ノンタンシリーズを読むと自然と「ノンタンノンタンブランコ乗せて!」や「パッパラぱなしのかみくずごみくずノンタンについてくる!」などの繰り返しの言葉を使うことを楽しむようになってきている。本を繰り返し読んでもらう事で子どもは登場人物の真似をしたり身体で表現して遊ぶようになってきている。最近では
「玩具片付けて絵本読むよ。」と言うと一生懸命手伝ってくれる。自然とか片付けをしてくれるのも近いと嬉しく思う。

表現

子ども達は、保育士が手遊びやわらべ歌、季節の歌を繰り返し歌うと真似をする。ままごとや、ごっこ遊びをする時に、自然とその言葉を使っている場面が多い。
友達や保育士等のやり取りも楽しみ、曲をかけたり歌ったりすると、自然と口ずさみ楽しんでいる姿も見られる。子ども達は歌を通して心が通じ合う喜びを感じ、更に自分の想いを表現できていると、とても嬉しい。

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