健康
戸外から帰ってくると、手洗い、着替えをする。着替えを頑張る姿がよく見られるようになった。「公園で遊んで汚れたから着替えるんだよね」と話しをしていた。洋服の袖を脱ぐのが難しいようで、保育者がそばにつき「袖の端を持つと、脱ぎやすいよ」と手を添え丁寧に伝える。袖が通ると嬉しそうに「できたよ」と話す。着替え袋を廊下のコート掛けにかけに行く。友だちのマークも覚えていた「○○ちゃんのは、ここだよ」と教えていた。
人間関係
園庭のバスマットを使って家を作る。友だちが集まってくると「いいよ、入ってね。これからご飯なんだ」と砂で作ったご飯を出す。「私はお母さんね。○○君はお父さんだね。」と役を決めていた。お父さん役の子は「ただいま、仕事に行ってきた。」と話しをする。ご飯を皆で作り「いただきます。」と輪になり楽しそうに食べる。中には腰を曲げておじいちゃん役になりきる子もいた。
環境
5歳児クラスの子どもたちと一緒にお店屋さんごっこに参加した。ペアになり手をつないでお店の会場に入る。たくさんの商品を見て、子どもたちのワクワクする気持ちが伝わってきた。ドーナツ屋さんに入り「ドーナツ美味しそう。ピンクのイチゴ味がいい。」と話していた。商品を受取り代金を払う。5歳児クラスの子どもが「お金はこれだよ。どうぞして。」と優しく伝えていた。お買い物を楽しみ、満足した表情で部屋に戻ってきた。
言葉
生活発表で披露する“はらぺこあおむし”の歌を繰り返し聞く。歌詞を覚え、楽しんで歌う。「月曜日にはリンゴを食べるんだよね。」と保育者に聞く。「そうだね、じゃあ、火曜日には何を食べるの?」と聞くと「ナシ!」と元気よく答える。子どもたちには果物の名前を伝え、出番になったら前に出てくるよう伝える。保育者と一緒に歌いながら、前に出てくる姿がとても可愛らしかった。
表現
鬼のお面製作をする。毛糸を使って鬼の髪の毛を作る。「好きな色の毛糸を選んでね。鬼の髪の毛になるからね。」と伝えると、「どの色にしようかね?」と悩む姿が見られた。画用紙に糊をつけ、子どもたちが毛糸をつける。「毛糸はフカフカしていて気持ちいいね。」と感じたことを伝えていた。クレヨンを使って鬼の目、口を描く。「鬼は怖い顔をしているけど、皆の鬼は可愛いね。」と伝えると、子どもたちは笑っていた。