健康
朝夕と冷えるようになり、鼻水が出る子が増えた。他のクラスで感染症や発熱する子が出てきているので、こまめに検温しながら子どもの体調面に気をつけていった。
午睡時はなかなか寝付けなかったり早く目が覚めたりと、子どもによって様々な姿があった。早く目覚めた子には、落ち着いて過ごせるスペースを用意するなど、それぞれの睡眠のリズムに合わせて関わっていった。
人間関係
友だちの遊んでいる姿に興味が出てきて、真似して遊んだり、一緒に見立て遊びをしたりして楽しむことが増え、会話のやり取りもしている。思い通りにならないと泣いたり怒ったりする子もいるが、保育士等の言葉がけで気持ちを受け止めてもらうと少しずつ気持を切り替えられるようになってきている。また、玩具や場所の取り合いになり「いや」と言って手が出たりすることもあるが、時々譲る姿も見られた。
環境
子どもの成長や2歳児クラスへの進級を見通して室内の環境を見直した。活動に応じて棚やテーブルの位置を移動し、着替えのスペースの確保や遊びに集中しやすいように工夫した。着替えのスペースを作ることで、靴下や帽子の片づけ衣服の着脱にスムーズに取り組むことができてきた。また、パズルや粘土、お絵描きセットなど、机上遊び用の玩具も増やしたことで手先や指先を使う遊びも楽しむ姿が見られた。
言葉
言葉でのやり取りが増え、友だちや保育士等と会話を楽しむ姿が見られるようになってきた。自分の思いを上手く伝えられなかったり、月齢や個人の差から思いが上手く伝わらなかったりする場面もあった為、その都度保育士等が仲立ちして思いを代弁して伝えていくようにした。また、色の名前も分かるようになってきて「あか」「あお」「きいろ」「みどり」「○○いろの○○だね」と言ったり、言った色を指さしたり、同じ色の玩具を見せてくることもあった。
表現
ダンスや手遊びでは、自分なりの動きや保育士等や友だちの動きを真似して楽しむ姿が見られている。制作やお絵描きでは自分の好きな色のクレヨンを選び、枠の中を塗りつぶしたり、丸・線・曲線などを描いたりと自分なりに表現している。また、丸で顔のパーツを描ける子も出てきた。「○○かいたよ」と何を描いたか保育士等に伝える姿があった。…