1歳もも組2022年度2月のまとめ

健康

咳・鼻水が出る子が多かった。「ハナ、出た」「拭いて」と伝えてくるようになったので、ティッシュを子どもが手の届く場所に置き、自分で手に取り、拭くように促した。食事の前や散歩から帰ってきたときに、手を洗う習慣がついた。袖が濡れないように「袖をまくろうね」と声掛けをして袖をまくってあげると、次第に自分でできるようになった。給食の後は自分の布団へ行き、「お布団かけて」と横になる。体力が付いてきたので、午前の活動時間を長くしたことにより、給食をよく食べ、ぐっすり眠ることができるようになった。

人間関係

先月、幼児クラスのお店屋さんごっこに参加した後から、ごっこ遊びが盛んになった。園庭で遊んでいたところ、一人が「アイス屋さん、つくる!」と言うと、「僕も」「私も」とみんなでタイヤの上にマットを敷き、お店がいっぱいできた。お部屋では棚をカウンターにして向かい合い、「いらっしゃいませー」「ください」「はい、どうぞ」と言葉を交わしあう。生活や遊びの中で経験したことを、友だちと一緒に再現して遊ぶ姿が盛んになった。

環境

寒い日の公園で、霜柱を見つけた。「こおりだ」「冷たいねー」と言いながら手に取り、嬉しそうに話していた。しばらくすると溶け始めると「なくなっちゃった」と、残念そうにつぶやく様子が見られた。北風が強い日には「こわーい」と寒さに震えたり、ロウバイの花が咲いているのを見つけると「いい匂いだね」と、匂いを嗅ぐ姿があった。そして、梅の花びらが地面に落ちているのを見つけると、一枚ずつ摘まんで拾い、容器に集めたりお料理ごっこに使ったりした。寒い日には寒い日なりの自然に触れ、感じ、遊ぶことができた。

言葉

使っていた玩具を取られると、泣きながらも「使っていたよー!」「返してー!」と言葉で伝え、また、取ってしまった子どもに保育者が「これ、使いたかったの?」「使いたかった」「○○君が使っていたよ」とのやり取りから、玩具を返すことができるようになった。続けて、「何て言えばよかったかな?」「かしてー」「ちゃんと言えたね」と話していると、聞いていた子が「はい」と、その玩具や別の玩具を渡してくれる場面もあった。

表現

『節分の会』で豆まきを体験してから、頭の上に指を立て角に見立てて「オニだぞー」とオニの真似をするようになった。そのうち、ブロックや積み木を頭にのせ角に見立てるようになり、「オニだぞー」「きゃ~」「鬼は外~」と節分ごっこに発展した。保育者が「オニを呼んでこようか?」と声をかけると「いや、いい!」と激しく首を振る。行事を理解し、“怖かったけど楽しかった”と体験から感じてくれたことに成長を感じた。

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