1歳もも組2020年度12月のまとめ

健康

12月に入り、気温が低下してきている為、個々の防寒を配慮しながら、カートを使わずに手を繋いで散歩した。最初は、手つなぐのが嫌で途中で座ってしまったり、泣いてしまうこともあったが、回数を重なるごとに「友だちと手を繋ぎたい」という意欲が湧いてきた。ルック通りやカッパ橋を通って探検をしたり、途中でサンタさんやカッパさん、わにやライオンを見つけると「せんせい、いたよ」と教えてくれることも増えてきた。

人間関係

高月齢の子は、三語文がたくさん出てくるようになったり、低月齢の子も、「せんせい、ワンワン」や「せんせい、ねこさん」など二語文が多くでるようになってきた。また遊びも並行遊びをするようになり、おままごとでは「ねぇ、ねぇ、ケーキ作ろうよ」「こうやってつくるんだよ」と友だち同士で具体的に教えている姿も見られるようになってきた。一方で、玩具の取り合いがあると大きな声を上げて取り合ったり、自分の思い通りにならないと「いやだいやだ」などイヤイヤ期を迎える子が増えてきたが個々の気持ちを汲み取りながら、丁寧に対応した。

環境

夕方、園庭で遊ぶようになり。その後のお部屋でもスムーズに遊べるようにコーナー保育を設置して四つの遊び場を設けるようになってから、木の電車や、ピタコラス、ままごと、井形ブロックなどを設置する。最初は、中々慣れずに遊べず、癇癪を起してしまう子が多かったが、徐々に慣れてきて個々が遊びたいもので遊べるようになってきた。また、癇癪を起してしまう子も「貸して」のジェスチャーを上手にするようになり、お願いされた子も「はい、どうぞ」と貸してあげることも出来ていた。

言葉

一人遊びが多い子も、だんだん他児との関わりに興味を持ち始め、「ねえねえ、なにしているの?」と質問したり、「いれて」を上手に言えるようになってきた。また、散歩でも、以前は少人数で歌っていることが多かったが、一人が歌い出すと真似をしながら、「あるこう、あるこう、わたしはげんき」と大きくきれいな声で歌っている姿も見られるようになってきた。

表現

給食前や夕方になると、「おいかばくん」や「月曜日は何食べる?」、「できるかな?頭からつまさきまで」など歌付きの絵本を読むと自ら座りに来て「おーい、おーい、かばくん」と元気良く歌ったり、「今日は~曜日~に何食べる?」など手や足、頭、首などを使って上手に表現している姿が見られていた。また、乳児合同で行ったクリスマス会では、「ジングルベル」を歌に合わせながらマラカスを「リンリンリン」とリズムに合わせながらニコニコとお兄さん、お姉さんと一緒に踊り、嬉しそうな様子だった。

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