1歳もも組2019年度6月のまとめ

健康

気温差の激しい日が多く、咳や鼻水が目立つ子が多かったが、大きく体調を崩すことなく元気に登園した。

汗をかきやすい日は、シャワーでさっぱりと汗を流し、こまめに水分補給をして快適に過ごした。

食事は、スプーンの持ち方を伝えたり、一人ひとりの状態に合った対応を心がけたりしながら、自分で食べる意欲を大切にした。園での生活リズムも整ってきており、まとまって眠れるようになってきた。

 

人間関係

友だちの存在を意識するようになり、高月齢の子は友だちの名前を呼んだり、手を繋いだり、玩具を渡したりなど関わりが見られた。低月齢の子も保育者が仲立ちとなり、同じ遊びを通して友だちと一緒に楽しむ姿が見られた。どの子もそれぞれが自分の思いを強く表現するようになり、玩具や場所の取り合う姿も見られ、保育者がその都度互いの気持ちを代弁するなどして友だちとの関わり方を伝えた。

 

環境

給食のメニューによっては、スプーンで食べづらいものもあり、安全に配慮しながらフォークを取り入れることで、食事を口元へ運びやすくした。園庭での外遊びからクラスに入室する際、テラスが熱くなっていることが多く、テラスにタオルマットを敷き、声掛けをしながら、やけどに十分に注意した。

6月下旬より始まった水遊びでは、水遊びに十分なマットやたらい、玩具を準備し、遊び時間やたらいに張る水の量を決めるなど、安全に配慮した。また、水遊びやシャワー後に体が冷えないよう、エアコンで室内の温度をこまめに調整した。

 

言葉

子どもたちそれぞれが、自分の思いを簡単な言葉で伝えようとする姿が見られた。また、同じ単語を繰り返し発言してみたり、保育者や友だちの言葉を真似しようとしたりする姿が見られた。保育者が仲立ちとなり、ままごとなどのごっこ遊びや、絵本の読み聞かせなどを通して言葉のやり取りが出来る場を増やし、言葉の意味を伝えつつ、楽しみながら語彙を増やしていけるよう心がけた。

 

表現

晴れた日は、園庭に出て遊んだり、散歩に出かけたりしていたが、水遊びも加わり、砂や泥、水に触れ、感触を楽しむ姿が見られた。また、虫探しや植物などにも興味を持ち、季節を身近に感じながら楽しく過ごした。雨の日は、指先を使った遊びに真剣な表情を見せたり、マットを使ったアスレチックで汗をかくほど体を動かしたりして楽しんだ。七夕の笹飾り制作では、自分の手形を見て喜び、細く短い限られた箇所へのシール貼りに挑戦し、上手く貼れないと自らやり直し、少しはみ出したり、重なったりすることはあったが、スペース内に貼ることが出来た時には、うれしそうな表情を見せていた。

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