食事
食事の支度をすると「たべたい」というような意思表示をし、自分でエプロンをつけようとしている。食事中は自分でスプーンを使って、こぼしながらも一人で最後まで食べようとする。食べ終わると満足し、保育士に手や口を嫌がらずに拭いてもらう。
排泄
「ちっちでた」と言って不快な顔をして、自分でオムツを脱ごうとしている。オムツが濡れていない時にトイレに誘うと、排尿ができる子も増えてきた。トイレが成功したことを、手をたたいて保育者と一緒に喜んでいる。排尿がない時にも、友だちと並んで嬉しそうに便器に座っている。
健康
園庭に出られない日には、ホールや室内で体を動かす機会を設けている。好きな音楽が聞こえると、喜んで体を揺らしたり、保育士や友だちの真似をしたりして踊ることを楽しんでいた。外気温と室温の差があまり出ないようにし、風通しを良くしながら、快適に過ごせるようにしていった。
情緒
友だちや友だちのすることに興味を持ち、近くに行って遊びの様子をじっと見ている。「いっしょ」と言って同じ遊びを楽しんでいる様子。泣いている子を見ると「いいこいいこ」と頭をなでる仕草もみられるようになった。
言葉
“かえるのうた”や“トントントン、ひげじいさん”などの手遊びを覚え、保育士の真似をしながら歌おうとする。「もういっかい」と言って、繰り返し手遊びを楽しんでいた。「〇〇して」と要求を言葉や仕草で伝えたり、「これなあに?」と尋ねたりすることも増えた。丁寧に言葉で返しながらやりとりすることで、伝わったことの喜びを感じ、次の発語につながるようにした。