0歳たんぽぽ組2025年度4月のまとめ

健康

初めての園生活での疲れや気温の変化で鼻水や咳、発熱の症状が見られた。気温の変化が大きい時期でもあるので、保護者と連携を取りながら健康観察をこまめにしていった。
月齢や生活リズムの違いはあるが、一人一人の生活リズムに合わせて睡眠とる。安心して眠れる環境を整えたり、十分に眠れずに目覚めたときにはやさしく言葉かけをしながらスキンシップをとったりして再眠できるように関わった。

人間関係

新しい環境の中で不安な表情を見せることもあったが、徐々に保育園での生活に慣れて笑顔を見せている。受け入れ保育3週目にはほとんどの子が登園時に泣かずに保護者と離れることができるようになり、すぐに玩具などで遊び始める。また、まだ一緒に遊ぶことはないが友だちに興味を示し、お互いに近づいては顔を見合わせて嬉しそうにしたり、体に触れたりする姿が見られた。引き続き、生理的欲求を満たし一人一人の気持ちに寄り添いながら安心して過ごせるようにしていく。

環境

寝返り、腹這い、這い這いで移動して玩具を取りに行く。気になる玩具に手を伸ばして触れたり、指や手でしっかり握って口に持っていたり、転がしてみたりと思い思いの方法で楽しんでいる。つかまり立ちをしようとしたり、伝い歩きをするようになったりする子もいるので、転倒に気をつけながら十分に動ける空間を確保して安全な環境を作るようにした。また、玩具は音の出る物や光る物、ボール、布素材の物など子どもの発達に合わせた玩具を取り出しやすい位置において自由に遊べるように工夫した。

言葉

お腹が空いたり、眠たくなったりすると泣いて訴える。また、保育士等とスキンシップをとったり触れ合い遊びをする中で声をだして笑ったり、機嫌よく玩具で遊びながら「ばぁーっ」「あっ!あっ!」「うーっ」と喃語を発したりする姿も見られた。引き続き子どもの発する言葉や喃語に丁寧に応え、思いを受け止めながらたくさん言葉かけをしていくようにする。

表現

音の出る玩具で遊ぶことを楽しみ、手で持って振ったり、ボタンを叩いて音を出したりして遊んでいる姿が見られた。メロディーが流れると体を揺らして喜んでいる子もいる。また、ガラガラなどを保育士等が持って振ると音の出る方を目で追ったり、コロコロ音の鳴る積み木や人形など、感触のいいものにも興味を持って近づいたりしてくる。
初めての制作では足形をとり、鯉のぼりの飾りを作った。足の裏に絵の具をつけると、皆不思議そうにジーっと見つめていた。足の指を動かしたり、触ろうとしたりする姿があったが嫌がる子はほとんどいなかった。...

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