0歳たんぽぽ組2022年度11月のまとめ

健康

歩行が安定してきた子どもが増えてきたこともあり、室内遊びにフラフープやマット遊びで体を動かす。フラフープでは、持って歩いてみたり、保育者が持つフープをくぐってみたりと遊び方を楽しんでいた。また10か月の子どももバランスを取り、安定し、他児と「いないいないばあ」と屈伸しながら楽しむ姿が見られた。一か月を通して、咳・鼻水といった症状が多く見られたが、「はな」と言葉にし、鼻水を拭こうとする姿も見られていた。今後も気温が下がり、感染症も流行っていく季節になるので注意して見守っていく。

人間関係

春先から保育者との信頼関係が少しずつ構築され、最近では友だちに興味を持ち、自ら関わり合おうとする姿が見られる。「せっせっせのよいよいよい」や「あくしゅでこんにちは」の手遊びを歌うと、友だちと手を繋ぎ、リズムに合わせて楽しむ姿が見られた。その中で、双方の思いのぶつかり合いも見られ、時に手が出てしまう姿も見られる。来月以降も子どもの気持ちに寄り添い、認め、受け止めていきたい。

環境

全体的に足腰がしっかりしてきたこともあり、11月中旬より立ち乗りバギーに乗り散歩に出かける。(10か月の子どもは一人乗りバギーに乗る)以前乗っていた4人乗りバギーより高い位置が見えるようになったこともあり、より一層周囲の様々な環境に興味や関心を広げていた。空を飛ぶ飛行機や家に飾ってあるサンタの飾り物を見つけ、保育者に伝え、発見したことに喜びを感じていた。今後も子どもの視点が変わり、一人一人の驚きや感動に寄り添い、言葉をかけていく。

言葉

「マンマ」や「ねんね」など生活習慣や慣れ親しんだ活動内容を表す言葉を自らで発したり、保育者の言葉を聞き、行動に移したりする姿が見られた。その他にも「ワンワン」や「にゃんにゃん」など区別し、言葉を発していた。10か月の子どもも「ばいばい」と声をかけると手を振ったり、「タッチ」と言うと手を合わせたりと喜ぶ姿が見られた。来月以降も子どもの発見や気づきを見逃さず、丁寧に言葉をかけていきたい。

表現

散歩の途中で飛行機の音に気づき、「こーき!」と指をさす姿や、消防車のサイレンの光る様子を見て「キラキラだね」と声をかけると、手をひらひらさせる姿が見られた。また、「一本橋こちょこちょ」と手遊びを楽しみ、友だちと保育者がやっているのを見ると、保育者に腕を伸ばし、思いを伝えていた。もう一度してほしい思いを伝える際も「もっか!」と人差し指を立て、表現をしていた。

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