健康
コロナウイルスの感染拡大に伴い新入園児6名のうち、4名の登園で新生活をスタートした。
保護者と離れる際に涙を見せる子が多く、鼻水が出る子もいたが泣き止むと鼻水もなく元気に過ごすことができた。
日中は保育室の日当たりが良く、室温が高くなることもあった為衣服を調節しながら過ごした。
人間関係
保護者との分離時の涙が落ち着くと、保育室内の玩具で遊んだり友だちに近づいたりする姿が見られた。一緒に遊ぶことはまだないが、お互いの存在を気にしたり、音が出る玩具の音楽を聴いて体を揺らしたりしていた。
保育者とは密に関わることで少しずつ安心して一緒に過ごせるようになってきていた。
環境
室内に柔らかいマットを敷いたところと、すべり台やフローリングの床で足の裏を使って歩いたりはいはいをしたりできるところをつくり、色々な感触を感じられるようにした。
玩具は音の出る玩具や、ぽっとん落としなど、子どもの発達に合わせた玩具を取り出しやすい位置に置いて自由に遊べるようにした。
言葉
喃語を盛んに話したり、唇を震わせて感触を楽しんだりしている。喃語には「○○かな?」「○○だよ」等の相づちを打ち、子どもの行動を肯定的に受け止めながら応えた。
音の出る玩具を振りながら歌を歌ったり、活動の前には「○○しようね」と声を掛けたりして、子どもたちが言葉に触れる機会を多く持てるようにした。
表現
歌や音楽に合わせて身体や手を振って楽しむ姿が見られた。なかには「バイバイ」と言うと手を振る子もいて、その際には子どもの表現を喜び、受け止めた。
月齢に合わせた関わりを深め、それぞれの子どもが少しずつ自分の表現を自由に楽しめるように見守った。