健康
サッカー教室のミニゲームでは体当たりされ転倒しても、ひるむことなく立ち上がる子が男女問わずいた。
竹馬は「〇〇君と同じ高さにして」と、子どもたちの間でライバル意識が高まり、乗りこなせるようになると自信につながっていた。リレーやかけっこ、荒馬踊りの練習で運動量も増えているので、昼食後はゆったり休息を取れるよう配慮した。
人間関係
竹馬になかなか乗れなかった子がついに成功したとき、まわりで応援していた友だちも「ヤッター!」と大喜びしていた。また運動会への取り組み姿勢にバラツキがあった時期に、「話し合いたい」と子どもたちから提案があった。クラスの問題について一人一人が思いを伝え合い、自分たちで考えて解決していきたいという意欲が感じられた。
環境
9月の避難訓練では職員の消火訓練や消防自動車見学も行われた。子どもたちは火災が起きたときの避難の仕方を知るとともに、「火事のときに守ってくれる頼もしい大人」として消防士との交流から様ざまなことを学んだようだ。また藍染めTシャツ作りを経験したことで【染色】に興味を持ち、「赤い花の色水でも染まるの?」など質問する子もいた。
言葉
荒馬踊りの流れを書き出して、クリア出来たら〇をつける表を作った。子どもたちは「4つとび」「たたかい」「じゃんぷ」など指さしながら読み上げていた。運動会の親子競技「オセロゲーム」のやり方を最初は言葉だけで説明した。実際にゲームすると「先生の言っている意味がやっと分かった」と、言葉と行動がつながったことを喜んでいた。
表現
運動会しおり用のお絵描きでは、玉入れや竹馬、荒馬などの状況も描き込む子が多く、例年になくにぎやかな表紙になった。応援旗作りでひまわりカラーの黄色を絵の具で塗るとき、絵筆だけでは満足せず手指に絵の具をつけてフィンガーペインティングに発展させていた。これからも自由に絵の具あそびができるような環境を整えていきたい。
食育
「大学いも」はみんなが大好きなおやつ。作り方を紹介すると真剣に聞いており、「おうちでも作りたい」と言う子もいた。また「蒸しパン」が出るときは「ムシが入っているのかな?」「無視するパンかな?」など名前の面白さに興味を示していた。蒸し料理にはどんなものがあるのか、どうやって作るのかなど、食育クッキングで今後取り上げたい。…
健康
プールあそびでは【アヒル歩きの氷おに】が人気。水中の抵抗力を受けながらも、必死で逃げたり追いかけたりしている。8月後半には竹馬に乗れる子も増え、段を高くしたりカニ歩きや大股歩きなど大きな技に挑戦したりする姿も見られるようになった。ライオンゲームやドッジボールも相変わらずの人気で、みんな思い切り走り回って汗びっしょりになっている。
人間関係
年下の子どもたちの前では率先して玩具を片付けたり、「見てもいいよ」と言いながらカブトムシの飼育ケースを見えやすい位置におろしたり、優しい姿が見られた。クラスの中での話し合いでは「一緒にあそびたいのに仲間に入れてくれない」と問題提起する子に、「ぼくもそんなことあった」「イヤだよね」など、お互いの思いを出し合う場面もあった。
環境
七夕飾りを見るために商店街を散歩したとき、お面売りや金魚すくいなどの様ざまな出店の前で立ち止まり、興味深く見学していた。阿波踊りも地元に密着した文化のひとつで、「手の動きはこうだよ」と踊ってみせたり太鼓をたたく真似をしたりしてあそんでいる。プールじまいの日にヨーヨー釣りをしたときも「神社のお祭りみたい」と大喜びしていた。
言葉
カルタを新しく置いておくと、子どもたちで早速あそんでいた。ひらがなを読める子が読み手をやり、他の子も絵札の最初の字を見て覚えていく様子だ。子どもたちが興味を持ったり身近に感じるモノの単語は壁に貼って、ひらがなと親しむ環境を作っていきたい。絵本の読み聞かせも引き続き行いながら、言葉の豊かさを伝えていきたいと思う。
表現
ゆり組のお医者さんごっこの道具に刺激され、自分たちでカプセル薬や体温計を作り始めた。「輪ゴムがあればマスクも出来るんじゃない?」など、思いつくと材料を担任にリクエスト。お手製三つ編みヒモを取り付けたカバンや、折り紙・色紙を使った花束作りも楽しんでいた。子どもたちのイメージを具現化できる材料を揃えた環境を提供したい。
食育
昼食やおやつを幼児クラス合同で食べるときには、いつもと違う雰囲気を楽しみながら会話もはずんでいた。家族旅行などで様ざまなごちそうを食べたこと、お祭りの屋台で食べた綿あめなどの話しも出て、食に関する興味の高まりを感じた。スイカ割りのあとに食べたスイカは格別だったようで、「かんぱーい」と言いながらみんなお代わりをしていた。
…
健康
水遊びが本格的に始まり、バタ足・ワニ歩きやフラフープくぐりなど、元気いっぱいに水と親しんでいる。ドッジボールでは接戦が繰り広げられることもあり、ボールを投げる・取る練習にも意欲的である。ケンケンパ跳びや新しいステップを取り入れ、全身を動かすあそびにも挑戦しているが、要領がつかめない子には無理せず少しずつ伝えていきたい。
人間関係
小さいクラスの子が危ないことをしたら、「いけないことだと教えたり先生に知らせたりする」と発言する子どもたち。異年齢であそぶ機会が増えるなかで頼もしさを感じた。七夕会食では、椅子運びの手伝いやすみれ組と手をつないでクラスに送り届ける役を誇らしげにやっていた。園庭ではゴーじゃんけんをやるなど、集団ゲームを全員で楽しむ姿も増えてきた。
環境
七夕の由来を知ることで、天気を気にしたりてるてる坊主を作ったりする姿が見られ、七夕集会の日にはブラックパネルシアターも楽しんでいた。きゅうりとナスの生長を観察し、小さな実がなると喜び、収穫するのを心待ちにしていた。クワガタとカブトムシは、慣れると飼育ケースから出して触れてあそんでいるが、生命の大切さも伝えていきたい。
言葉
「汁がジュワッとこぼれる小籠包です」など語彙も豊かにお店やさんごっこをしたり、「昨夜から痛みます」などの会話でお医者さんごっこを楽しんだりする姿も見られる。また分からない文字を教えてもらいながら、保育者や保護者に向けて手紙を書いている。「これ何と読むの?」という問いかけには丁寧に答えながら、言葉に対する興味を育んでいきたい。
表現
折り紙や絵の具で紙を染めた、色とりどりのアイスクリームや、空き箱を使ったピタゴラスイッチ、段ボールお化けなど、工夫したり試したりしながら玩具作りを楽しんでいた。商店街の七夕飾りでは、ひまわりを作ったり、顔料インクで好きな模様を描いたり等、自由な表現あそびが出来た。引き続き楽しい制作が出来るよう様ざまな材料を用意していきたい。
食育
給食の喫食量が増えている。果物のおかわりをしたい子も増え、じゃんけんで決めている。「スイカは野菜の仲間なんだよ」など、好きな果物や野菜に関して知っていることを話しながら食事する姿が見られる。食べ物図鑑や絵本も揃えながら、引き続き食への興味を伸ばしていきたい。自分たちで育て、収穫したキュウリ・ナスも食べることができた。…
健康
梅雨の合間をぬって善福寺川公園やわんぱく公園へ散歩に出かけた。公園ではジャングルジムであそんだり、木登りや小山を転げまわったりなど全身を使っていた。フラフープやバトンを使ってのリレーでは、競争意識を持ちながら走る姿が見られた。竹馬では高さを上げたりカニ歩きに挑戦したりする子も増えたので、そのやる気を大いに認めていきたい。
人間関係
職場体験の中学生が来ると、甘えたり一緒に遊んだりしていた。ドッジボール終了後は、負けて悔しくても相手チームに挨拶するというルールも守れるようになった。また耳鼻科検診時に医師に「ありがとうございます」と言えた子がおり、挨拶の大切さを改めて確認し合うことが出来た。避難訓練後に防災頭巾を干す手伝いをしていた。
環境
「時の記念日」にちなんで水時計や砂時計を紹介し、「時計がないと何が困る?」ということをみんなで考えた。時間に興味を示す良いきっかけになった。散歩先でシロツメクサの引っ張りすもうを教えると、いろんな草で試しながら全員で楽しんでいた。蝶の模様や木の種類の違いに気付くなど観察力も高まっているので、図鑑類を補充するなどの環境構成が大切になってきている。
言葉
前日のテレビの話で持ち切りになる子どもたち。面白かった点を再現しながら話したり、それを聞いて同意したり、話をさらに広げていた。皆が興味を持てる絵本や紙芝居を用意して、面白さや感動を言葉で伝え合うような場を増やしていきたいと思う。保育園ごっこで絵本の読み聞かせをする子もいるので、文字の大きな読みやすい本も揃えていきたい。
表現
段ボール箱と絵の具を用意すると、色塗りしたり色ガムテープでつなぎ合わせてたりして自由工作を楽しみ、ユニークな作品が次つぎに生まれた。創作意欲を大切にしたいと思う。「大きな古時計」の歌はみんな静かに聞き入り、すぐに口ずさみ始める子もいた。美しいメロディの曲はこれからも紹介しつつ、皆で歌えるようにしていきたい。
食育
野菜が苦手な子もいるが、調理法や野菜の栄養について分かりやすく伝えていった。「じゃあ一口食べてみようかな」と食べ、そのおいしさに気付いて完食する姿も見られた。食べる姿を認め、一緒に喜び合いたい。給食メニューを伝えたりし、子どもたちと共有して楽しみな時間となるようにしたい。…
健康
散歩先ではチョウをつかまえるために走り回ったり、忍者修行と称してジャンプを繰り返したりして体を使って遊ぶ。園庭では大繩跳びで「郵便屋さん」や、2人跳び3人跳びの練習をしていた。自分たちで縄を回し始め、最後は綱引きに発展してあそび続ける場面も見られた。ケガがないよう注意しつつ、子どもたちの意欲的なあそびを見守っていきたい。
人間関係
新しいグループ分けをした。話し合いやじゃんけんなど試行錯誤しながらも、子ども同士で新しいグループ名を決めることができた。給食当番の子は少し早めに片づけてエプロンをつけるという姿も見られ、役割意識も出てきたようだ。あそびでは子どもたちだけで障害物リレーごっこを考案し、ルールを守りながら楽しむ姿も見られるようになった。
環境
砂に入れた水に触れ「お湯になった、すごい」と驚いたり、葉っぱや草の実をもみ洗いして「お茶を作っている」など、自然に親しみながらよくあそんでいる。今月はおにぎり散歩の道中で様ざまな交通標識を見つける、お店マップを見て商店街に夏野菜の苗を買いに行く、図書館に本を借りに行くなど、地域社会と触れ合う機会を多く持つことができた。
言葉
楽しかった連休中の思い出話を尋ねるとみんな活発に手を挙げて発言し、周りの子もしっかり聞いていた。お話し会で『こすずめのぼうけん』を聞くと、鳥の種類によって鳴き方が違うことを楽しみ、実際に鳴き真似をしてみる子もいた。会話の中で「コンクリートってなに?」と興味を持つ子もいた。
表現
歌いたい曲のリクエストを募ると「森のくまさん」が挙がった。みんなすぐに覚え、歌詞のストーリーを楽しみながら歌っていた。おにぎり散歩のカードに自分だけの秘密マークを描く提案をすると、意欲的に「忍者」「くらげ」などを描いて楽しんでいた。クレヨンでのお絵描きでは何枚も描きたがる子がいたので、もっとそういう機会を作っていきたい。
食育
ソラマメの皮むきでは苦労する子が多かったが、インゲンやサヤエンドウなどほかの豆類との違いに興味を示していた。おにぎり散歩では、普段は食が細い子も戸外で食べる楽しさを味わえ、残さないで食べることができた。「好きなおにぎりの具」を尋ねると様ざまな具の名前が飛び出し、身近な話題も食育につながることを感じた。
…
健康
天候にも恵まれ、園庭で十字オニやひょうたんオニなどで思い切り身体を動かしていた。ボール転がしやボール送りリレーなどのゲームにも意欲的に挑戦していた。4月後半からは竹馬の練習も始まったが、「足にまめができた」「タイヤの上から進むといいよ」など友達同士で会話しながら頑張っていた。緑地公園への散歩も実施した。
人間関係
入園・進級を祝う会では「あの子知ってる」「かわいいね」など、新しく仲間入りしてきた子どもたちとのハイタッチを楽しんでいた。園庭では段ボール箱の中から飛び出す「ビックリ箱おばけ」が流行り、「こうしたらもっと驚くね」などアイデアを出し合っていた。砂場で大きな穴を掘ったあと「赤ちゃん組が来たら危ないかも」と思いやる言葉が聞かれた。
環境
衣類かごの中身が少なくなっていることを話題にすると「これからは自分で用意する」など、身支度に対する意識が高まっているようだった。梅里中央公園でツツジのつぼみに触れて「ツノみたい」とつぶやいたり、アリやテントウムシを見つけたりして喜んでいた。「昨日つぼみだったチューリップが咲いた」と感動する子もいた。図鑑類を用意すると、自分たちで調べて春の自然をさらに楽しむ姿が増えてきた。
言葉
言葉あそびの本が大好きな子が多く『あいうえおうさま』を読み聞かせると元気な声で復唱していた。また「ふざけるって、どういうこと?」と尋ねたら「大声を出すこと」「立って走り回ったりすること」など、様ざまな意見が出た。何気なく使っている言葉の定義を、みんなで確認し合うことも大切だと感じた。お話しの会では『3匹の子ぶた』の素話を聞き入り、言葉だけで物語のイメージを広げて楽しむ姿が見られた。
表現
「春が来たんだ」「世界中の子どもたち」をピアノ伴奏で歌ったり、曲を聴きながらリズム打ちをしたりした。カスタネットや鈴を用意すると、さらに元気よくリズムを鳴らしていた。こいのぼりの制作では絵の具やクレヨンでの絵描きと同時に、ボンド・のり・スティックのり・両面テープなど様ざまな接着剤を試した。これらの活動が、今後の自由制作などにも活かされると良いと思った。
食育
楽しく食事しているが、時に大声で友達に話しかけたり横を向いて食べたりする子もいる。さりげなく声かけしながら自分で直していけるようにしたい。「子どもの日 会食」ではいろどりのきれいな食事を異年齢で楽しんでいた。かしわ餅を子どもの日に食べる由来について話すと興味を持ち、お迎え時に保護者に話しをする子もいた。食を通して行事や伝統の話を伝えた。…